カテゴリ:カテゴリ未分類
ああ、きつかったー、インフルエンザ。
職場で大流行中で、私もかかって、9度5分まで熱が出て、 それがなかなか下がらなかった。 悪寒と変な熱さ、全身虚脱感。 熱が引いた後の、イヤーな胃痛。 元々平熱が低いので、そこまで熱が出ると、後遺症でもあるのか、 いつまでも頭がボーッとしている感じだ。 子供たちには予防注射を受けさせておいてよかったと痛感。 さて、このごろ、娘(年中、4月から年長)が、急にわがまま?になって困っている。 まず、園のリュックとともに持つ手提げ。これはデザイン自由なのだが、 自分のをイヤだと言い始めた。 何でもいいじゃないの、と相手にしなかったら、 「みんなに可愛くないって言われる」 と、シクシク泣き出す。 確かに、それはそのへんにあったてきとうなバッグだったので、 アカチャンホンポに行き、本人が選んだ「USAHANA」のバッグを買ってやった。 そしたら、次はスモックだ。 キティちゃん柄の布で祖母(私の母)が手作りしたものだったのだが、 「みんながキティちゃんはダサイって……」 その次は、ランチの時のコップとコップ入れ。 「ピカチュウの袋がダサイってみんなが言うから、もうヤダ、 コップも笑われる。プリキュアのにしてー、お願いー」 ひええ。 なんなんだ。 都会っ子ってこうなのか。最近の子がこうなのか。 これも、成長の一過程なのか。 私としては、「お友達に言われたから買い替える」なんて、 全然気分がよろしくない。 「人になんと言われようと自分は自分」と思ってほしい、 そこんとこは、すごく大事な、幸せの素だと思っている。 いつか、それに気づいてもらうにはどうしたらいいんだろうな、と考えていた。 思えば、赤ちゃんのうちは、みんなそうだ。他人と自分を比べることなんてない。 自分の周囲が自分にとって気持ち良く満たされていれば、素直に幸せでいられる。 ところが、人は、「禁断の木の実」を食べてしまう。 裸でいる自分が恥ずかしくなる。つまり、人の目が気になり出す。 自意識の芽生えだ。 そうかあ、いよいよエデンの園から出ちゃったんだな、娘よ。 「人は人、自分は自分」 そう思って、幸せでいるためには、 「自分にはこれがいいんだ、私はこれが好き」と思える価値観と、 人から受けるさまざまなネガティブな反応をはじき返す自信と強さがいる。 それから、自分を翻弄する世の中の価値観というのは実は、場所や状況や時代で 変わるきまぐれなものだという情報と知識と経験がいる。 もちろん、自分の価値観だって、あやういものだということにも直面しないといけない。 人にバカにされて頭が真っ白になったり、 人と同じにしなくちゃと思ったり、 人と同じなんてイヤだと地団駄踏んだり、 人と比べて焦ったり、 自分って何のために生まれてきたんだと思ったり…… 自意識っていうのはやっかいなものだ。 もう、ほんと、やっかいなものだ。 娘よ、時に傷つきながらも、このやっかいな自意識と一生かけて格闘してくれ。 ママもね、ほんというと、闘っているんだよ、いつもいつもね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|