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昨日の日記を書いて思ったのだけど、
忘れる力って、とても大切なんじゃないだろうか。 超情報化社会だから、つい、記憶力をつけることばかりに意識が向くけれど、 上手に忘れていく力……「忘却力」?も、あわせて持っていたい。 もちろん、覚えておきたいことや、だいじな思い出はべつね。 上手に忘れたいのは、 人から受けた心の傷とか、失敗にともなう挫折感とか、 なにかネガティブなこと。 思い出すだけで、どうしても、つらく悲しい気持ちになってしまって、 心や行動をしばりつけてしまうようなこと。 もちろん、そういう悲しい思いだって、人生にとって大切なものだとおもうし、 記憶を意思できれいに消し去ることなんて、不可能かもしれないけれど、 悲しい気持ちを上手に片付けないままでいると、 これだけ刺激の強い時代に生きていると、すぐに身動きがとれなくなってしまう。 上手に気持ちを片付けるには? 感情と記憶は結びつきやすいとか。 心にもやもやがある限り、記憶は写真のように心に張り付いてしまうし、 記憶が残っていると、それに伴う感情もいつまでも心に居座りつづける。 まず感情のほうを流してしまうか、あるいは、とにかく思い出さないようにするか。 感情を流してしまう、自分の内側から出してしまうのに、 いちばんいい方法は、書くことだと思う。 書くと、自分と「その気持ち」との間に、ぽっかりと距離ができる。 なんでも距離をおいたほうがよく見えるもの。 アウトプットには、人に話すという方法もあるけど、他人というフィルターにかかって、 化学変化をしてしまうことがあるし、相手に迷惑になりそうでちょっと心配。 思い出さないようにするには、立ち止まらないこと。 なにか挑戦してみたり、初めてのものにふれたりして、 記憶を積み重ねていけば、今目の前にあるつらいことが、 どんどん下に沈んでいく。 仕事の失敗が忘れられないなら、どんどん仕事をする。 失恋が忘れられないなら、どんどん新しい恋をする(笑)。 自分のなかの流れがよどまないように、どんどん、流していこう。 【きょうのツボ】上手に忘れる力をつけて、しなやかに生きよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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