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沢木遥の「幸せ力をつける練習日記」

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2005.04.30
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カテゴリ:カテゴリ未分類
先日、旅のことを書いたら、それを読んだ中学時代の親友が、

「ロシアからもらったポストカードを今でも大切に飾っています」

と、メールをくれました。

とても驚いて、とてもうれしく。

そうかあ、私、絵葉書、出したんだなあ。
そして、それをまだ大事にしてくれている人が。
ありがたいなあ。。。

と、しみじみとしました。

インターネットも、携帯電話もない、という時代には、
私たちが使える通信手段は、郵便か電話でしたが、

ロシアから日本への国際電話なんて、当時、学生の貧乏旅行では
考えられないものだったので
(特別な場所からしかかけられず、1分4000円くらいしたと思う)、

郵便も、海外からは大きく「AIR MAIL」
ロシアからだと、たしか、「VIA ABIA」(Bが鏡文字みたいなやつで、
IがNの鏡文字みたいな字だったと思う)

ちゃんと書いておかないと、船便に回されてしまうといわれ、
赤いペンで大きく書いて、

それでも、ぼろぼろの建物で、やる気なさそうにしている郵便局の職員に
だいじょうぶかなあと不安になったりして、

でも、もっと不安なのは、自分が無事に日本に帰れるかということだったりして……

ちょっと、遺書めいた気持ちで、大事な友達に絵葉書を書いていたのを思い出します。

思えば、親も心配だったことでしょう。

娘一人、ぽーんとユーラシア大陸に飛び出して、1ヶ月以上、
電話もメールもなく、生きているのか、死んでいるのか、なんだもの。
(私が旅先から親に出した絵葉書は、私が日本に帰国して、ずいぶん経ってから
自宅のポストに到着しました・・・)

そんなことを思い出していたら、

ああ、また、ふらりと遠い国へ行きたくなってきました。
そして、絵葉書が書きたくなりました。

揺れる夜行列車のなかで、
ほの暗い宿のランプの下で。





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Last updated  2005.05.01 00:29:14
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