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恋愛の終わり。
一方は、心がすっかり心が離れてしまっていて、「過去のこと」になっている。一刻も早く、すっきり片をつけたい。かたや一方は、「いきなりの三行半」「突然の別離」と驚き怒り、納得できない心を抱えて煩悶する。 誰もが覚えのあるこの感じ。そうなんだよねー、始まりは美しいけど、この「時差」がねえ、泥沼になったり傷つけあったり、だからいやよねえ、恋愛は……。 この「いやよねえ」な感じ、ブログというもののおかげで?有名人の胸の内がオブラートにくるまず、生で公開されるようになった。ちょうど、沢尻エリカに離婚を突きつけられた高城剛さん、玉置浩二さんと揉める石原真理さんと続いて、つくづくネットの時代だなあと思った。クリックひとつでだれでもすぐに読めてしまう。女優だの、クリエーターだのという、日ごろ現実感のない雲の上の人(バーチャルな人)の「素」が見えてしまって、なんともいたたまれない。 突然の別離に驚き、困惑し、嘆き、恨む。 石原真理さんの公式ブログで繰り返される、 「責任のある大人」「社会的責任」「一社会人として」「人の道理」…… という言葉。 「私は直感で生きてるんです」と公言してはばからなかった、 「社会」だの「しがらみ」だの無視して自由奔放に生きてきたようにみえる女優さんが、 この期に及んで”真逆”にも感じられるこうした言葉を繰り返す不思議。 高城さんも、公式ブログで、 「どんな場合も苦境から逃げずに、自己と対話し、正しい道を行く。 いかなる場合も、人と心でしっかりと話す。 そして、混沌のあとにしか、調和はこない。」 「人として正しい事を」と、会えない妻へ必死で道理を説く。 恋愛において、男と女において、「人としての道理」とは、いったい何だろう。 恋の終わりはいつもいつも 立ち去るものだけが美しい 残されて戸惑う者たちは 追いかけて焦がれて泣き狂う(「わかれうた」中島みゆき より) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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