60歳までの5つの駅
先週は、かなーり立て込んでいて、週末は体調を崩したりなんかして、日記の更新が久しぶりになってしまいました。そうこうするうちに、いっこ年を取りました。30代になっちゃうと、誕生日なんて・・・と、常日頃うそぶいている私ですが、本当は、一年365日で一番大好きな日は、誕生日なのです。さて、昔の人はお正月に年を取ったので、「冥土の旅の一里塚」と言いましたが、満年齢で年をとる私たちは、誕生日。十二支を一巡する12年がワン・クールとして、12歳、24歳、36歳、48歳、60歳。60歳で「還暦」、人生の環を一巡します。還暦までの5つの駅のうち、今回、3つめに到達したことになります。まったく月日のたつのは早いものです。最初の12年で、カラダが広がりました。歩いたり、話したり、動いたり、着替えたり(子育てしてると、それがどんなにすごいことか分かります)、そういうことができるようになりました。次の12年で、アタマが広がりりました。学校へ行き、いろいろな事を知り、たくさん本を読み、世界が広いこと、世の中にはいろんなことがあること、たくさんのしくみなどを知りました。次の12年、経済的に広がりました。お金を稼いだり、家を借りたり、旅行に行ったり、生計を立てたり、貯蓄したりすることを知りました。そして、いよいよ、次の12年。いままで広がってきた世界を、自分なりに収斂させたり、さらに広げたり、応用したり、取捨選択したり、運用したり、発展させたり、より自由に自分らしく、デザインしていく時だと思います。それはきっと、最高におもしろい・・・はず。還暦が人生のひとつの到達点であり、「決算」、利益が確定される「満期」だと考えると、駅はあとふたつ。この道のりで、いろいろ違ってくるのかもしれません。めいっぱい愉快な冒険旅行をしたいものです。