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本当に地震が多い そして 被害も多い・・・・困った!
死者1千~2千人か スマトラ沖でM8.7の地震 2005年03月29日11時31分 29日、インドネシアのバンダアチェで、地震の直後、スクーターや荷車に乗って高台に向けて避難する人たち=AP インドネシアのスマトラ島沖で28日午後11時過ぎ(日本時間29日午前1時過ぎ)、マグニチュード(M)8.7の大きな地震があった。昨年末のスマトラ沖大地震(M9.0)に続く大規模地震となった。震源地に近い同国ニアス島に被害が集中し、家屋の7~8割が倒壊した模様。犠牲者について同国のカラ副大統領は「死者は1000~2000人にのぼる」との見通しを示した。夜間の地震で停電となり、救援活動は難航し、1000人以上が避難している。日本の外務省には邦人被害の情報は入っていない。 米地質調査所によると、M8.7の地震の震源はスマトラ島の南約90キロのインド洋で、震源の深さは約30キロ。日本の気象庁はM8.5と推定している。同庁はインド洋周辺各国に緊急地震情報を送信し、インドネシアとタイ、インド、スリランカなど各国政府は津波警報を発令した。太平洋津波警報センター(PTWC)によると、スリランカで25センチ、モルディブで20センチ、オーストラリアのココス諸島でも小規模の津波が観測されたという。警報は数時間後に相次ぎ解除された。 現地からの情報によると、ニアス島の主要都市グヌンシトリの当局者は、「町は大変な混乱状態。死の町と化してしまった」と現地メディアに述べた。約8割の建物が倒壊するなど被害は深刻で、「数千人ががれきの下に埋まっている」との情報もある。夜が明けて犠牲者数が膨らんでいる。下敷きになった人々の救出作業が続いているが、停電のため進んでいない。 震源域には多くの島が点在し、ニアス島に近い離島のシムルエ島では通信が途絶えている。スマトラ島でも建物や家屋などにも被害が出たほか、各地で停電などが発生した。ナングロアチェ州のバンダアチェなどでは、余震や津波の発生を恐れて避難する住民で騒然となり、町は「パニック状態になった」(現地メディア)。多くの人々は高台などに緊急避難したが、交通事故も多発した。 一方、地震の揺れは近隣のシンガポール、マレーシア、タイなどでも感じられた。前回の地震の教訓もあって、各国でも避難し、大きな被災は報じられていない。 スマトラ島沖では昨年12月26日に大地震(M9.0)と津波が発生し、28万人以上の死者・行方不明者が出た。日本の気象庁によると、今回はその最大規模の余震で、M8.5と推定している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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