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ベネディクト16世が就任ミサ 各国代表列席
24日、バチカンでの就任ミサに臨んだ新法王ベネディクト16世=ロイター 【ローマ海保真人】265代目の新ローマ法王ベネディクト16世(78)=ヨゼフ・ラツィンガー前枢機卿団長=の就任ミサが24日、法王庁(バチカン)のサンピエトロ大聖堂前で行われた。晴天の下、世界100カ国以上の代表や宗教指導者らが列席、35万人以上のカトリック教徒らが会場周辺を埋め、新法王の就任を祝った。 式典で新法王は、聖ペテロの後継者として白い帯「パリウム」を肩に掛けられ、法王用の指輪「漁師の指輪」をはめ、笑顔を浮かべて両手を掲げた。この後、演説で「人類は砂漠に迷える羊で、多くの人々が貧困、飢餓、孤独という砂漠に生きている。教会と司祭は人々を砂漠から導き出さねばならない」と述べた。その後、新法王はオープンカーでサンピエトロ広場内を回り、信徒の大歓声に応えた。 新法王の母国ドイツからシュレーダー首相、ケーラー大統領が来訪したのをはじめ米国のブッシュ大統領の弟のブッシュ・フロリダ州知事、日本の武藤嘉文・元外相らが列席した。 毎日新聞 2005年4月24日 20時05分 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.04.24 21:20:52
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