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中国の将来を見据えてか? 日本に新たな条件を出させる為か? 北方領土問題もあるので 総合的にロシアが損をしないように仕掛けてきている。 本当に上手いですね ロシアは・・・・・。 【グレンイーグルズ(英国)杉尾直哉】ロシアのプーチン大統領は8日、主要国首脳会議(サミット)終了を受けた会見で、東シベリアの石油パイプライン計画について、中国への供給を事実上優先させる考えを示した。日本が求める太平洋沿岸までのパイプライン建設は、東シベリアの新たな油田開発が前提となる「第2段階」とされた。プーチン大統領が公式の場で、改めて中国優先を表明したことで、日本の立場は極めて厳しいものとなった。 プーチン大統領は、年内に着工し、今後3年間で中国ルートを完成させる計画だとし、「中国に年間2000万トンをパイプで送り、極東には同1000万トンを鉄道で送る」と語った。 太平洋沿岸への延長については、「第2段階として実現させる」と語った。だが、日中両国への供給を両立させて採算を取れるだけの埋蔵量は確認されておらず、実現は難しいとみられる。 ロシア政府は昨年12月、東シベリアのタイシェトから中国国境に近いスコボロジノを経由し、最終的にナホトカ近郊までパイプを引く計画を承認した。しかし、その後、スコボロジノまでの第1段階の建設を先行させ、スコボロジノからは中国向けの「支線」を優先させる案が出てきていた。 プーチン大統領が中国優先を表明した背景には、中国との戦略的パートナーシップを強めるうえで、同ルート実現は不可欠という判断があるとみられる。 ロシアは、パイプライン建設への投資協力を日本に求めているが、日本は「中国への供給のためだけに資金を出すことはできない」という姿勢を取っている。 ★BS blog Ranking お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.10 06:47:00
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