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中国の人民元の引き上げで得したのは誰??? [ニューヨーク 21日 ロイター] 21日のニューヨーク外国為替市場は、ドルが円に対して急落した。中国当局が人民元管理で対ドルペッグ制度を廃止し、通貨バスケット制を採用したことを受けた動き。 終盤の取引では1ドル=110.34円。ロイターのデータによると、ドルは一時、109.89円に下落した。中国当局の発表前には、112.40円前後で取引されていた。 中国当局の発表後に、マレーシア当局も通貨リンギの固定相場制を管理フロート制に変更すると発表。円高は加速し、他のアジア通貨も上昇した。 トレーダーの間では、香港金融管理局(HKMA)とシンガポール金融管理局(MAS)も通貨制度を改変すると予想されていたが、双方とも現在の外為政策を続けると表明した。 アナリストは、人民元高/ドル安が進行すれば、日本の金融当局は円高を受け入れやすくなると指摘した。日中両国が世界貿易市場において競争相手であるためとしている。 両国とも、世界市場において輸出で利益を得るために、自国通貨を安く抑えてきた。 ユーロも円に対して急落し、1ユーロ=134.28円となった。中国の発表前には136.60円近辺を推移していた。 ユーロは対ドルでは上昇した。ドルが全面安となった影響を受けた。終盤の相場は1ユーロ=1.2170ドル。中国人民元の報道直後は、それまでの1.2140ドルから1.2255ドルへと急伸した。 ★BS blog Ranking お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.22 07:11:55
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