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2005.09.07
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日本で台風が来て九州各地で災害が起こっています。

中々災害を防ぐ事は出来ませんが 危ないところには行かないようにしましょう。

フィリピンに付いて

やはり国は 治安と経済ですね!!

これが ダメだと大統領は降板です!!

アロヨは何をしたんでしょう!!

本当に何もしていない感じです。

もっと経済に明るい人と変わって欲しいです。

これ以上は悪化して欲しくないです。

フィリピンに行きづらく成ります。



 フィリピン下院は6日、昨年5月の大統領選での不正疑惑をめぐり出されていたアロヨ大統領に対する弾劾申し立てを却下した。弾劾が回避され、アロヨ氏は当面の政治危機を乗り切ったが、疑惑の解明を棚上げにした大統領に対する不信は根強く、政権の弱体化にもつながりかねない。

 不正疑惑は、アロヨ氏が、中央選管委員に大統領選の票の上積みを指示した、というもの。アロヨ氏自身は不正への関与を否定している。

 5日夕始まった下院本会議は、法務委員会から提出された「弾劾の申し立ては訴追には不十分」と結論づけた報告書を審議した。この報告を覆して委員会に差し戻し、弾劾手続きを進めるには、下院(236人)の3分の1にあたる79人以上が反対する必要があったが、6日の投票は賛成158、反対51、棄権や欠席27となり、弾劾回避の報告書が採択された。

 「この国の政治が成熟した」。アロヨ氏は6日、弾劾申し立ての却下を受けて、弾劾回避を歓迎する声明を出した。「ピープルパワーで大統領を追い出すのではなく、投票で選択した」。世論の盛り上がりに押され、フィリピン史上初めて弾劾されたエストラダ前大統領とは違う、との自負をにじませた。

 アロヨ氏は、下院で活発な多数派工作を繰り広げた。野党議員によると、議員個人への電話攻勢や、複数の議員を集めて協力を求めるなど「エストラダ氏が『屈辱的』と考えてやらなかったことを、やってのけた」のだという。

 弾劾推進派の劣勢をみて、「反アロヨ」の市民団体は5日、連合体を結成。6日にはマニラ首都圏ケソン市で約8000人の抗議集会を開いた。アキノ元大統領や、大統領選でアロヨ氏と争った人気俳優、故フェルナンド・ポー・ジュニア氏の妻で女優のスーザン・ロセスさんをシンボルに担ぎ出して勢力を結集し、今後もアロヨ退陣を求めていく構えだ。

 しかしマルコス、エストラダ両政権を覆した「ピープルパワー」を思わせる求心力は、まだ見えない。市民団体のある幹部は「ピープルパワーによる政変の重要な要素だった市民団体側の資金力が、今回は弱い」と明かした。

 一方、アロヨ氏の側も不正疑惑を何ひとつ解明しなかったことで、国民の信頼回復という重い課題を背負った。政治評論家のトニー・ガトマイタンさんは「アロヨ氏に対する国民の判断はまだ出ていない。一般の国民を相手に、彼女の得意な古典的な議会工作は通用しない」と指摘する。

 国軍内部にもアロヨ氏の対応に不満を持つ勢力があり「世論の動向を注意深く見守る」としている。今後、こうした反アロヨ勢力が時間をかけて結集する可能性もある。




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Last updated  2005.09.07 06:41:36
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