薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
ミオナール錠50mg
エーザイ株式会社
主成分 | エペリゾン塩酸塩 |
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剤形 | 白色の錠剤、直径7.5mm、厚さ4.2mm |
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シート記載 | ミオナール 50mg E127 |
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この薬の作用と効果について | - 骨格筋の緊張亢進を緩和し、血管を拡張して筋血流を増やすことにより、肩こり、頸部痛、頭痛、腰痛、手足のつっぱりやこわばりなどの筋緊張にともなう症状を改善します。
通常、頸肩腕症候群、肩関節周囲炎、腰痛症や痙性麻痺の治療に用いられます。
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次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。 | - 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝臓が悪い。
- 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
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用法・用量(この薬の使い方) | - 通常、成人は1回1錠(主成分として50mg)を1日3回食後に服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
- 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。次に飲む時間が近い場合は、飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。
- 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
- 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
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生活上の注意 | - 脱力感、ふらつき、眠気があらわれることがありますので、自動車の運転など危険をともなう機械の操作を避けてください。
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この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) | - 主な副作用として、発疹、そう痒、多形滲出性紅斑(赤く盛り上がった発疹)、眠気、悪心・嘔吐、食欲不振、胃部不快感、腹痛、下痢、便秘、脱力感、ふらつき、全身倦怠感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
- まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。 - 発赤やじんま疹、そう痒感、呼吸困難
- [ショック、アナフィラキシー様症状]
- 発熱、平らな赤い発疹や水疱、眼充血
- [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、]
- 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
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保管方法・その他 | - 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
- 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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