カテゴリ:栄養学・健康論
見知らぬ誰かに1輪の花を。日本に住むフランス人女性が花を渡したある日本人のはにかんだ笑顔がまぶしかった。日本の東京に暮らし始めて3か月というフランス人女性、アリス(22)さんが、海外掲示板redditに投稿した日本でのある1日が話題となっていた。 東京での暮らしは全て新鮮で驚きに満ち溢れているというアリスさん。ある日、六本木の森美術館を訪れ、リー・ミンウェイのインタレストアートに触れていた。この一連のアートの意図は、来場者に花を摘ませること、美術館を出た後、回り道をしながら帰ること。そして摘んだ花を見知らぬ誰かにあげることだった。 東京に暮らし始めて3ヶ月がたった。この都市は本当にすごい。いい意味でクレイジー。今日は六本木に来ているの。ここは映画、『ロスト・イン・トランスレーション』に出てたバー。わかるかな? そして森美術館へ 開催されていたイベントは、誰もが主役になれるパフォーマンスを好むアーティスト、リー・ミンウェイのアートだった。 今回のイベントのテーマは、来場者に花を摘ませること、美術館を出た後に寄り道させること、そして、ここで摘んだ花を見知らぬ誰かにあげることだった。 もしパリだったら、こんな風に大胆なことはしないかも。でもここは東京だもの。私も花を摘んじゃった。 摘んだ花が枯れないようにスタッフの人がジェル入りの袋にいれてくれた。 美術館からの帰り道、誰かにこの花をあげることがちょっと恥ずかしくてどうしようかと考えていた。もし誰にもあげられなかったら、自分の部屋に飾っちゃってもいいやって思ってた。 そんなこと考えながら歩いていると、ある一人の男性が目に入った。地下鉄で働く駅員さんだ。彼らはいつも休むことなく働いている。その男性がとても疲れているように見えた。なんだか不機嫌そうにも見えた。そこで私は勇気を振り絞った。この男性に花を渡そう!って。 彼の名はダイスケ。ネームプレートにそう書いてあった。彼は英語を話すことができなかったし、私の日本語もいまいちだった。でもこれだけはわかった。花を受け取った彼がとても驚いていたこと。そして嬉しそうに微笑んでくれたこと。そのはにかんだ笑顔がとてもうれしかった。 あの日あの時、あの場所にいた周りの人は何が起きたのかわからなかったようだけど、そんなこと気にしない。私はあの美術館のおかげで日本人の最高の笑顔を見られたことがとっても嬉しかったのだ。 アリスさんはフランスでデザインを学んでいて、4年目のインターンシップで東京に来たそうだ。今年の2月にパリに帰国したそうだが、日本を去るのはとても悲しかったそうだ。 アリスさんの投稿に関して、以下のようなコメントが寄せられていた。 ●とっても素敵。シェアに感謝! 駅員さんも外国人の女性から突然花をもらってさぞ驚いたことだろう。嫌なこともあるだろうか、きっとこの日一日は幸せな気持ちで仕事ができたんじゃないかな。 via:reddit・原文翻訳:R ▼あわせて読みたい みんなの笑顔が見たいから。車の中から通行人を片っ端から褒めてみた(アメリカ) これが音?生まれつき耳が不自由だった赤ちゃんが初めて音を聞いたとき、一瞬にして表情が変わった。笑顔になった。 そのサンタは奇跡を起こす。飛行機の搭乗客全員に笑顔と幸せを呼び込んだ青色のサンタクロース 音楽と踊りがあれば笑顔になれる。電車のなかでサプライズ、パーティートレイン2014 極上の笑顔!モンゴルの子どもたちの初めての写真 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.12.18 03:23:22
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