カテゴリ:猫
こんなに大きいのに本人はまったく自覚なし。キャットザウルスの愛称を持つ、元野良猫の「ピクルス」が新しい家族の元へ彼の名はピクルス。体長およそ91cm、体重約9.5kgの堂々たる体格を持ちながらも、本人はその自覚がないという天然さがウリの不器用なドデカ猫だ。 犬並みの大きさに育ちながらも自分は小さなピクルス程度の大きさだと思っている彼は、自らの途方もない食欲を抑えるため、その巨体を揺らしながら、街の中で残飯を探す毎日を送っていたところ、動物福祉センターに保護された。 スポンサードリンク 5992 133 米マサチューセッツ州の動物福祉センターに保護されたピクルス。あまりの大きさに”キャットザウルス”とのあだ名をいただいてしまったわけだが、ようやく救われる日がやってきた。その救世主は里親募集のネット広告に出ている彼を見て不憫に思ったボストン在住の若いカップルだった。 そして先月、アンドリュー・ミリシアとエミリー・ザーボスは動物福祉センターを訪れ、ピクルスとご対面。実物の彼を見て一目惚れしたという。 こうして現在ピクルスは3人掛けのソファに眠そうに丸まったり、大盛りのキャットフードを思いっきりガツガツと味わうなどして、これ以上ないほどの幸せな毎日を送っている。 グラフィックデザイナーのアンドリューは、ピクルスの第一印象について「最初はイエネコというよりモンスターみたいに見えた。実際体はその辺の犬より大きいしね。彼はわりとすぐにここを自分の家だと思ったようで、今ではたいていソファの上を占領してるよ。」と言っている。 保護施設が、ピクルスの里親募集の広告をネット上にアップしたところ、全米各地から50人に及ぶ募集があったという。その威風堂々としたキャットザウルスのような容貌が受けたのだろう。厳選なる里親審査の結果、アンドリューらカップルが晴れて里親となったのだ。 ピクルスは以前カナダに引き取られていったけど、他の猫と全然仲良くならなかったので返されてしまったという経緯があるそうだ。 アンドリューの話によると、ピクルスは自分の大きさを自覚してないらしく、いつも色々な物にぶつかって歩く不器用な猫だという。そして自分がまだ小さな子猫だと思ってるふしのある彼を前にすると、なぎ倒されていく家財道具を見ても、ちっとも怒る気になれないそうだ。 2人がピクルスを家に迎えてからたった2カ月しか経っていないが、彼が手間のかかる猫だということは良くわかったようだ。腹ペコな怪獣ピクルス。「食べ物を出してきた時のピクルスは犬みたいなのよ。」、とエミリー。彼は2人が食べているところにやって来ると真正面に座り、そのお皿が空になるまでひたすら彼らを見つめるそうだ。 ピクルスは米国内にいるイエネコの中でも最大品種の一つであるメインクーンの一種だと考えられている。彼は特別に太っているわけではない。単に「体格の良い大型種」なのかもしれない。 https://www.youtube.com/watch?v=bptXd6cevpY&feature=player_embedded ▼あわせて読みたい 世界を震撼させた巨大猫たち 1メートル23センチ、世界一長い猫 こんな猫が欲しかった!通常比30倍くらい増しの超巨大猫のいる暮らし 中に何か入ってる?嘘みたいに大きい、世界10の巨大ペットたち 窓越しにピューマが現れた!でもまったく動じない家猫の余裕 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.12.21 22:09:44
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