アメリカの首都ワシントンDCで、今月26日午前0時をもって嗜好用マリフアナの所持、使用が合法化されました。医療用でなく嗜好目的のマリフアナ合法化は、ワシントン、アラスカ、コロラドの各州に続き4例目となります。
ワシントンDCでは、成人による最大約56グラムのマリフアナ所持と、6鉢までの自宅栽培が認められます。販売は禁止ですが、26グラムまでの移動は可能だそうです。ただ連邦法ではまだ違法で、区内に約20%ある連邦政府の管理地域では使用できないとのこと。
合法化に伴い、「グリーンラッシュ」と呼ばれるマリフアナ栽培関連ビジネスが急速に伸びているそうです。屋内のガーデニング製品を販売する店の責任者は、1月から取引が50%伸びたと説明。店舗ではマリフアナ栽培キットも扱っており、「(マリフアナを栽培する)庭を作りたい人々の大量来店に備えている」と語ります。
ミシガン州のコンサルタント会社が今週末に企画しているエキスポでは、展示会主催者数十人のほか、登録見学者数百人が来場するとみられ、来月には種子の交換会も開かれる予定です。
米国では住民投票ですでに承認されたオレゴン州でも、7月から嗜好目的のマリフアナが合法化される予定となっております。