日本人は保守的傾向が、未だ根深く残っているので嫉妬深い人、多いと思います。

幸せな人を見ると目の敵にしたり、「なんであんな奴が」と陰口を叩いたりします。

しかしここまで嫉妬深くなくとも、どんな人でも少なからず嫉妬心を持っているものです。

口では「よそはよそ、うちはうち」と言っていても、心の中ではモヤモヤすることもあります。

嫉妬心をエネルギーに変えることが出来ればいいのですが、普通の人は嫉妬心を持つと正常な判断が出来なくなったり、トラブルの原因になったりします。

そこで今回はそんな嫉妬心をなくすための方法について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

嫉妬心をなくすには

嫉妬心は競争をやめ、自分らしさを出すことでなくす

○ 競争をやめる○

誰かと競争していること、他の誰かと比べて自分の価値を計っていることに気づき競争をやめることが大事です。

競争の勝ち、負けによって自分の価値を計るのをやめましょう。

○ 自分の価値を認める○

競争をやめた次の段階は自分価値を認めるということが大事になります。

自分の価値に自信がないからこそ、誰かと比べて自分の価値しりたいと思います。自分自身の価値を認めていきましょう。

自己評価できるようにすると嫉妬心は無くなる

嫉妬心は人と自分を比べる「他者評価」から生まれます。

自分は人と比べてこういう人間だ、という考え方です。

他者評価自体は間違ってはいないのですが、他人評価と自己評価のバランスが崩れると、嫉妬心が大きくなります。

自分がやったことの結果に対して、人がやった結果と比べるから嫉妬心が生まれてしまうのです。

自分で自分を認めることが出来るようになると、人の事が羨ましい、妬ましいということが無くなります。

逆に常に他者からの評価を基準にしている人はどうしても、羨ましい、妬ましいという嫉妬心が芽生えます。

そのうちに嫉妬心のせいで本来の力が出せず、もっと差をつけられてしまい、さらに嫉妬してしまうという悪循環に陥ります。

だんだんと「なんで自分だけ」と周りの環境を呪うようになることでしょう。

自己評価が出来るようなれば、環境など関係なくなります。人の事より自分のことです。

自分の環境が整っていないのに人と比べようとするから嫉妬心が生まれてしまいます。

「なんであんな奴が成功するんだ」よりも「あの人はすごいな、でも自分は自分のペースでやろう」のほうが気持ち的にも楽ですし、結果も出やすいです。

いちいち周りと比べることをやめて、嫉妬心に無駄なエネルギーを使わないようにしましょう。

嫉妬心をなくすのは執着しないことがポイント

「恋愛」において嫉妬してしまうという人は、「恋愛」に執着のある人ということができるのです。

もちろん執着があることが悪いことではありません。

しかし、もしかしたらあまりにも執着がありすぎて、周りが見えず、余計に敏感に反応してしまいストレスを感じている可能性もあります。

もし、嫉妬の感情に気付いたら一度執着を外してみましょう。

恋愛以外のこともみるようにしてみるのです。

趣味に時間を注ぐ、仕事に集中してみるのです。

自立をすれば嫉妬心は薄れる

自分の環境が整っていないから、必要以上に人を見てしまい、結果的に嫉妬心につながってしまうパターンです。

自立している人間であれば自分の世界を大事にし、他の人に嫉妬するということが無くなります。

「収入」「生活環境」「人脈」などが安定していると精神的にも自立しやすいです。

逆にこれらの要素が安定していない時に、嫉妬心を持ちやすくなります。

自立していないから人のことを見すぎる、または必要以上に頼ってしまうのです。

仕事上であれば時間や経験が解決してくれるパターンが多いです。

嫉妬心を持つことに疲れたなぁと意識し始めた時に、休みの日に人の中から一度離れて神社や自然の中に行ってみましょう。

その時に自立できているなら「嫉妬心」が必要ないことを心で理解できることでしょう。

恋愛相手や結婚相手に嫉妬心を燃やしてしまう場合でも、少し自立してみましょう。

経験や時間が、必要以上の嫉妬心を無くしてくれることでしょう。

ただし恋愛相手や結婚相手に対しては、嫉妬心というスパイスが無いと面白くない時もあるので、こちらは嫉妬心を残しておきましょう。

嫉妬心を克服するには我慢しない環境を作る

『彼に嫌われたくないから”イイ女”を演じよう』という気持ちから『別に食事するくらいならOKだよ』と、本心では絶対にイヤなことなのに強がりを言ってしまうのはNG。

『彼女がそう言うのなら大丈夫かな』と、彼は罪悪感を抱くことなく堂々と女友だちと食事をするようになり、結局『もしかしたら食事以外にも何かしてるかも…』と、嫉妬に苦しむことに…。

虚勢をはってガマンすることで嫉妬に狂うくらいなら、初めから『ほかの女性と食事に行くのはイヤ！』とはっきり伝えた方が気持ちは楽に！
また、「彼女が許せないライン」を示すことで、彼に勝手な行動をさせない効果もあり。

日常をわざと忙しくすることで嫉妬心はなくなる

基本的に嫉妬心などの考えは、心に余裕がある時に、その余裕から生まれてきます。

この心の余裕から出てくる「嫉妬心」を「忙しい」という気持ちで塗りつぶしてしまうことで、嫉妬心を無くすることが出来ます。

「嫉妬してる暇なんてない」という状態であれば嫉妬心が無くなるか、出てきてもすぐにどこかに消えていきます。

そうして忙しさを乗り越えていくことで、２で紹介した自立へとつなげることができ、結果的に嫉妬心を無くすることが出来ます。

この忙しくする方法は、嫉妬心の他にも不安や悲しさを紛らわせる効果もあります。

嫉妬心以外にも、普段から不安などが目立つ人は予定を詰め込んであえて忙しくしてみましょう。

注意点として、忙しくしすぎて体を壊してしまうと本末転倒なので、睡眠時間ぐらいはしっかりと取るようにしましょう。

嫉妬を抑える方法として、自分のマイナス部分に注目しない

自分の足りない部分にフォーカスをしすぎないようにするのです。

嫉妬心を感じるときの最大の問題はライバルと同じ土俵で戦おうとするところです。

ライバルがユーモアのセンスがあるのを見て同じようにユーモアのセンスで戦おうとする。

みたいなものです。

今自分にないものを中心に戦おうとしてしまうんです。

承認されるコミュニティを作ると嫉妬心は生まれにくい

自分が苦手なフィールドで活動しているから変な嫉妬心が生まれてくるパターンもあります。

そういう方は、他の場所で皆に認められる場所を作りましょう。

わざわざ自分の苦手な場所でいらない嫉妬をして疲れるよりも、苦手な場所はさらっと流して、自分が楽しいと思える場所で生き生きとしてほうが良いです。

自分が楽しいと思える場所は人それぞれですが、大事なことは「そこで必要とされるか、認められること」です。

一番身近なのは家族や家庭、友人です。

他には人と遊ぶ趣味や、同じ目的を持つコミュニティなどです。

特に創作活動系の趣味やコミュニティは、嫉妬心など感じる暇がないくらい楽しいことが多いです。

自分に合ったコミュニティに属することで、いらない嫉妬心を持たないようにしましょう。

嫉妬心をなくすには自分の価値を認めることがベスト

いかがでしたでしょうか？

嫉妬心は恋愛相手などの連れ合いを除き、基本的に感じる必要のない気持ちです。

自立心を持つことや、自分の居場所をしっかりと持つことで嫉妬心と離れることが出来ます。

「自分は嫉妬深い性格だから、損をしてもしょうがない」と感じている人がいたなら、嫉妬心は無くせるものだと認識して、嫉妬心から離れるようにしてみましょう。

ちょっとした嫉妬心を持つ人も、この記事を参考にしてぜひ嫉妬心を無くしてみてください。