2016年夏に公開予定の特撮映画「ゴジラ」の最新作の脚本・総監督を引き受けた庵野秀明氏(54歳)がプレリリースでその理由を明かしました。
「2012年12月。エヴァ:Qの公開後、僕は壊れました。うつ状態となりました。エヴァではない、新たな作品を自分に取り入れないと先に続かない状態を実感し、引き受ける事にしました」。
2012年12月。エヴァ:Qの公開後、僕は壊れました。いわゆる、鬱状態となりました。6年間、自分の魂を削って再びエヴァを作っていた事への、当然の報いでした。明けた2013年。その一年間は精神的な負の波が何度も揺れ戻してくる年でした。自分が代表を務め、自分が作品を背負っているスタジオにただの1度も近づく事が出来ませんでした。2014年初頭。ようやくスタジオに戻る事が出来ました。それから、1年以上かけた心のリハビリにより徐々にアニメの仕事に戻っています。
そして、2015年。旧エヴァの放送から20年後の今、すでに2年以上もお待たせしている、シン・エヴァンゲリオン劇場版の完成への実現に向けた作業も、なんとか進められています。僕の周囲の方々、そしてアニメファンの皆様が、再び完結に向かうというモチベーションを支えてくれているからです。本当に、感謝します。
2016年夏に公開予定の特撮映画「ゴジラ」の脚本・総監督は庵野秀明氏、監督・特技監督は「ガメラ 大怪獣空中決戦」や「進撃の巨人」で知られる樋口真嗣さんが担当します。2人はアニメ会社「ガイナックス」の創立メンバーで「エヴァンゲリオン」でもタッグを組んでいました。
逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!って追い込んだ結果、自らの精神に異常をきたしてしまったということなのですね。確かにヱヴァンゲリヲンのストーリーは、凡人には理解できないレベルの何かが注入されているような気がします。今後の活躍を思いっきり期待してます。全然逃げてもOKなので、いつでもいいので待ってます。