カテゴリ:栄養学・健康論
睡眠不足と肥満は密接にかかわっているようである。 ペンシルべニア州立大学の研究チームが行った研究によると、1時間睡眠が減ると、201kCal分余分に食べ物を摂取していることがわかったそうだ。 被験者の平均睡眠時間は7時間。注目すべきはここからだ。なんと睡眠時間が1時間減るごとに、1日当たり201Kcalも余分に摂取していることが明らかとなったのだ。201Kcalは、ご飯茶わん1膳分の白米、ベーグル1個分に相当するカロリーである。 特に気を付けなければならないのが夜食だ。前日あまり眠れなかった場合、平日の晩には60パーセント、一方休日の晩は100パーセントも夜食の量が増えることが分かっている。 ではなぜ睡眠時間が減少すると、食べる量が増えるのか? ここで重要なカギを握ることになるのが「レプチン」と「グレリン」という2つの空腹ホルモンである。人は満腹になった時、脂肪細胞よりレプチンが分泌され、これ以上食べないよう指令が出される。その結果、「食べたい」という欲求がわかなくなる。ところが、身体が睡眠不足の状態にある時、グレリンの分泌量が増え、空腹感が募る一方で、レプチンが分泌されず、「食べ物をもっと食べよ」という指令が出される。すると、過食に走ってしまうというわけである。 無駄食い、やけ食いを防ぐには、まずは睡眠からということだ。自分は哺乳類の、なまけものに劣らないくらい睡眠時間長いから良かった~。 やけ食いと本当の空腹を見分ける5つの方法とその対処法 寝室で携帯やタブレットを充電すると太る可能性。携帯端末からの光が代謝に影響することが判明 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.05.27 02:51:45
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