巨大な試験管のような容器に入っているのは万歳した赤ちゃん。赤ちゃんはいったい何がおきているのかわからないといった表情を浮かべている。
誰かまた画像加工したんじゃないの?と思うかもしれないが、純度100%のリアル写真である。いったい何の写真なのかと言えば・・・
これは乳幼児用のレントゲン装置なのだそうだ。
この装置は米モダン・ウェイ・イモビライザーズ社が1960年代に生産を開始したピッグ・オー・スタッツ(Pigg O Stat)という医療機器で、同社はピッグ・オー・スタッツを、乳児や子供を簡単にレントゲン写真撮影に適した姿勢をとらせることができる、小児用オールインワン固定装置と説明する。
この装置は、病院の清掃員を称する人物がネット上に写真を
投稿したことから話題になった。この人物は、レントゲン室の前で作業をするたびにこの謎の機器を目にしており、その正体が気になっていたという。
この投稿をみた医療関係者が説明コメントを残したためにその謎が明らかとなった。
娘が2歳のときにこれを使ったという別のコメント主によれば、いつもと違うことがあると泣くことの多い娘が、ピッグ・オー・スタッツを使ったときは泣かなかったという。代わりに、子供が容器にハマっている間は、まるで空中を走るかのごとく足をバタバタと動かし続けていたらしい。
また、別の人物は、自分の子供から赤ちゃんはどこから来るのかと質問されたときのために、写真を保存しておくつもりらしい。容器の中でムギュっと圧縮される様子は、母親の産道を通る赤ちゃんの姿そのものだというのがその理由だそうだ。
下記の動画はダミー人形を使ったピッグ・オー・スタッツの使い方である。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=ZBHYsvGnf7s
How The Pigg-O-Stat Machine Works Using A Dummy
あまりのシュールさに、コラ職人がアップをはじめちゃったようで、こんな画像が既に作られていた。今後更なる発展を見せることだろう。
via:reddit・原文翻訳:hiroching