頭痛に歯痛、腰痛など、人間生きていれば「体の痛み」はつきもの。特に女性は、月に1度、下腹部の重~い鈍痛に耐えなければいけないしで、痛みとは切っても切れない仲……。
痛みを常に感じるのは嫌だし、できることなら回避したい。かといって、薬でどうにかする、という最終奥義はできるだけ避けたい。そんなナチュラル志向のあなたにおススメなのが、海外サイト『The Huffington Post』に掲載されていた、「自然に体の痛みを和らげる10の方法」です。
意外な方法が目白押しのラインナップは、一見の価値アリ。それでは早速その気になる全貌を、一緒にみていくことにいたしましょう。
1 笑う
ストレスを解消させ、2~3キロカロリーほどを消費し、幸せ物質「エンドルフィン」を放出させる行為、それが「笑う」ことです。別名「幸せ物質」とも呼ばれているエンドルフィンが鎮痛効果を発揮してくれることは、すでに科学的に証明されています。
2 禁煙する
「慢性的に背中に痛みを感じていた人の多くが、禁煙することで痛みから解放された」という実験結果も出ているほど、背中および椎間板の痛みと喫煙の関係性は密接。喫煙を続けることで痛みが増した、という調査結果も報告されているので、身に覚えのある方は禁煙を考えてみてはいかがでしょうか。
3 ストレスをためない
人間はストレスを感じたとき、鼓動が速くなり、それに伴い呼吸までもが速くなって、筋肉が緊張します。これは痛みを感じている体の状態と、非常に酷似した状態。体が弛緩すると自然と痛みも和ぐため、筋肉弛緩に効果的な「ストレスをためない生き方」を心がけるようにするといいみたい。
4 眠る
2012年に行われた実験で、より多くの睡眠をとった人のほうが、とっていない人よりも「痛みの感度が低い」ことが判明したのだとか。ちなみに睡眠が、記憶力を高め、気分を改善させることも、調査によりわかっています。
5 恋をする
恋に落ちると、まずストレスレベルが下がり、次に病気にかかるリスクが低下。/生活が活発になり、さらには寿命までのびる(!)のだそう。2011年若い女性を対象に行った実験においても、好きな人の写真を見ることを許されていたグループは、そうでないほうのグループに比べて、痛みを感じにくかったことがわかっています。ちなみに好きな人との関係が長いほど、その効果はアップしたのだとか。恋するパワーってスゴイ!
6 悪態をつく
たとえばつま先をぶつけたとき、「ちぇっ」「くそっ」などという罵り、悪態をつくと、痛みが少し和らぐのだとか。ただし定期的に悪態をついている人の場合、鎮痛効果はあまり期待できないようなので、ご注意を。
7 普段口にする食べものに気をつける
慢性的に痛みを感じている場合、それは重大な疾患から引き起こされている炎症である可能性も。野菜や果物、赤身肉中心の、オメガ脂肪酸を豊富に摂取する「地中海式ダイエット」食は、これらの炎症を和らげるのに効果的。逆に砂糖やアルコール、トランス脂肪や精製した穀物は、痛みや炎症を助長することがわかっています。
8 運動する
「痛いのに運動なんてできるわけないでしょ!」と思ったみなさま、実は運動することでも、鎮静効果を発揮する「エンドルフィン」が放出されるのです。
9 音楽を聴く
音楽を聴くなど、気を散らすという行為は、痛みの緩和に繋がります。よって音楽が好きな人は音楽を聴けばいいし、ゲームが好きな人はゲームをすればいい。好きなことをすることによって痛みが緩和させることは実験でもすでに証明されており、実際に、音楽を日々聴いていた人はそうでない人と比べて、痛みが12~21%も低下したのだそう。
10 メイクラブ
メイクラブ、要は/行為をすると、痛みが緩和されるのだそう。/的な刺激によって生まれるオルガスムが、痛みを抑えるエンドルフィンと非常に類似した効果を発揮。この効き目は、なんと最高2日間(!)も続くんですって。実際に2013年、偏頭痛の症状緩和にはメイクラブが最も効果的であった、という実験結果が発表されています。
いかがでしたか? 食習慣や生活習慣に気をつける、という案はまあ納得ですが、「恋をする」「メイクラブ」が痛みに効くだなんてビックリ! 痛みと縁遠い生活を手に入れるべく、2016年はめくるめく恋をする。それも大いにアリだと思いますよ、みなさま。
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