カテゴリ:情勢の危機
ホワイトハウスでクラスター(感染者集団)が発生する事態となったら最悪だ。 アメリカのトランプ大統領は2日、自身が新型コロナウイルス検査で陽性だったと明らかにした。トランプ氏の側近であるヒックス大統領顧問が1日に新型コロナの感染が判明したため、メラニア夫人とともに「隔離プロセス」で検査を受け、メラニア夫人の感染も確認されたという。 米ホワイトハウスは2日、トランプ大統領夫妻の体調は良好だとする専属医師の診察結果を公表したが、国立国際医療研究センターが公表した新型コロナ感染者の分析結果によると、症状が重くなりやすいのが「60代以上」。トランプ氏は74歳だから要注意だろう。 注目は11月3日の大統領選挙に及ぼす影響だ。国際ジャーナリストの堀田佳男氏がこう言う。 「おぞらく次回(15日)のバイデン氏との討論会は延期されるでしょう。懸念されているのがトランプ氏の周辺で感染が拡大するのではないかということ。米NBCテレビは、トランプ氏が感染防止のためのマスク着用に消極的で、ホワイトハウスでの会合や全米各地で行っていた集会でもマスクをせずに演説していたとして、感染は必然だったのではないかと解説していました。今後、ホワイトハウスなどで感染が広がる可能性もあります」 初めてとなった大統領選の公開討論会で、司会者の制止を聞かず、口角泡を飛ばしてバイデン氏を激しくののしっていたトランプ氏。77歳のバイデン氏や司会者も今ごろ、気が気じゃないだろう。 ホワイトハウス・ダウン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.02 21:30:09
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