カテゴリ:狂気
■ある看護師の勤務日に集中 英国・チェシャー州にある公的医療機関のカウンテス・オブ・チェスター病院。ここの新生児病棟では2017年のある時期から1年半の間に、低出生体重児や在胎週数の少ない未熟児が相次いで心肺停止の状態で発見され、8人の新生児が死亡し、6人が命を落としかけた。 出生数あたりの新生児死亡率が異様に高いこの病院には保健当局の調査が入り、のちにチェスター警察も介入。彼らが目を付けたのは、悲劇が起きる日と勤務日が一致するルーシー・レトビーという若手の看護師の女だった。 関連記事:赤ちゃんを売り払おうとした母親を逮捕 「新しいブーツが欲しいから…」 ■以前に勤務した病院でも…レトビーはチェスター大学で小児看護学を学び2011年に卒業すると、マージーサイド州のリバプール・ウイメンズ病院に勤務した。その産科では、2015年3月から2016年7月にかけて17人の新生児が死亡し、16人が命を落としかけていた。やはり新生児死亡率は異様な高さだった。 チェスター警察は、その時の内部調査で心肺蘇生法への反応がどの子も大変低いこと、死後に腕や脚にアザが出現することが不審な点として挙げられていたのを突き止め、悲劇が起きる日にやはり勤務していたレトビーを殺人および殺人未遂で逮捕した。実は3度目の逮捕になるという。 2018年7月、2019年6月にも逮捕されていたレトビー容疑者。2018年の逮捕では、カウンテス・オブ・チェスター病院で8人の新生児が死亡し、6人が命を落としかけたことに関する取り調べを受けたが、嫌疑不十分だとして釈放されていた。 続いて2019年6月の逮捕では、さらに3人の新生児が命を落としかけた件について尋問を受けたが、警察の聞き取りにレトビー容疑者をよく知る誰もが「優しく礼儀正しい」「仕事熱心」などと褒め称え、やはり起訴には至らなかった。警察は「今度こそ化けの皮を剥がし、起訴に持ち込む」と述べるなど強い意気込みを示している。 しらべぇ編集部が全国20~60代の男女1,358名を対象に調査したところ、「本当は子供が苦手なのに子供好きアピールしたことがある人」は全体では8.6%だった。性年代別に見てみると、20代と30代の女性で突出していることがわかる。 現在30歳のレトビー容疑者も、そんな一人だったのだろうか。謎めいた犯行動機の解明に注目が集まっている。 最近 悪いことする人って 優秀で成績の良い人とか 仕事が出来て評判の良い人 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.11.29 22:04:37
[狂気] カテゴリの最新記事
|
|