子供の教育って。(2)
私が結婚してからも、Aちゃんのお母さんは時々電話をくれ、Aちゃんの近況を報告してくれる。お友達がみんな英語が出来るので、勉強で苦労していること。※↑余談だが、当時不景気だったからか、この学年は定員割れしていたらしい。それを聞いて「だから合格できたのか…」と思った私だったが、保護者懇談で高校側は「レベルの高い教育を十分に施すには、少人数が一番。今年は生徒さんを厳選しました」と説明していたらしい。なるほど、物は言いようね。※2年生になってオーストラリアに留学し、苦労していること。ホストファミリーがいい人たちだということ。日本に戻ってきてきてから、日本の大学への進学を拒んでいること。そして結局Aちゃんは日本を飛び出し、オーストラリアの大学に入学するために、現在オペラハウスが見える語学学校に通っている。すごいね、がんばれAちゃん!そして、すっごくうらやましい…***********************Aちゃんを見ていて、はっきりとわかったことがある。子供の教育は、お金があればどうにかなる。当たり前なんだけど、平等主義が徹底していた時代に生きていたので、私にはあんまりわからなかった。たとえお家が貧乏でも、奨学金をもらって大学に行く人だってたくさんいる。もちろん子供がやる気になってくれることが一番重要なんだけど、やる気にお金がプラスされれば、もう言うことナシ。明日香ちゃんがやる気になってくれる日のために、ママは頑張って貯金しておくからね…(涙目)