ＮＺワーホリ回顧録

私がニュージーランドでエクスチェンジの家事手伝いで滞在したのは、
１６歳と１４歳の双子と、３人の女の子がいるお家でした。


ある日、食事中に３人の子供達が真剣に話をしてる。
子供達といえど、やはりネイティブ！
何を話しているかすべてを理解するなんて私には難しすぎる！


でも【Pregnancy】との単語が耳に入ってきた！(⇒Pregnancy：妊娠)


１４歳の子の友達が妊娠したらしいというのは、なんとなく理解できました。

やはりこれは子供達にとっても一大事件になったらしく、
姉妹同士、また両親交えて、よく話をしていました。

妊娠した友達も、時々家に遊びに来ていたんですが、
ある日、その友達と一番仲のいい三女が、電話がかかってきた後、号泣している。
翌日は午前中、学校に行かずお母さんと何処かへ、
そして学校から戻ると深刻そうに誰かと電話している。

“妊娠中の友達のことで何かあったのかな？”と思っていると、
夕食後、妊娠中の子の両親が家に来て、このうちの家族と話し合いをし始めた。
（みんなはダイニングで話し合い、私はキッチンで片付け中）

三女は泣きながら友達の両親に何か訴えている・・・。


妊娠中の友達はどうやら、病院に入院しているようでした。
でも私にはそれが何のための入院かわかりませんでした。
“中絶？切迫流産？それともこの深刻そうな雰囲気は自殺未遂？”と
英語が聞き取れない私は、逆によからぬ想像をしてしまったのです。

深刻な話をしてる雰囲気が漂ってきていたので、
片付けもテキパキ済まし、私は自分の部屋に戻りました。


何があったのか知りたい気持ちもありましたが、
デリケートな問題だけに、誰にも聞くことは出来ませんでした。


１４歳の妊娠はやはり難しい問題ですね。