ＮＺワーホリ回顧録

ニュージーランドでのワーキングホリデー中、
念願のファーム生活がミニチュアホースのファームで始まりました。

私が利用したエクスチェンジの組織は、
ファームが労働と交換で食事と部屋を提供すること、
滞在者を家族の一員として接すること、
などをうたっていました。

さらに私が滞在したファームは『英語力がなくても可』となっていたんです。



滞在２日目、オーナーと私は一緒に夕食の準備をしていました。

オーナーは「ジャガイモの皮をむいて」と言った後、姿が消してしまいました。
ジャガイモの皮むきが終わり“多分茹でるんだろうな”とは思ったのですが
勝手な事をするのも嫌だったのでそのままにしておいたんです。

２０分ほどしてオーナーが戻ってきて｢終わった？」と聞くので
「皮むき終わりました」と言ったら、


「なんで茹でてないの！」と怒られた。


（オーナーは仕事をしにファームに戻っていたらしい）



茹でるように言われた覚えはなかったけど、聞き漏らしたのかと思って、
「理解出来ていませんでした」と謝りました。


でも、追い討ちをかけるように、

「普通、ジャガイモの皮をむいたら水に浸しておくでしょう！
　どうしてそれもしてないの！」

とオーナーは言い、
着替えるために自分の部屋に向かいながら

大きな溜め息と「awful」と言うセリフをつぶやいたのです。

【awful：いやな、すごい】



「私は料理はあまりしないし、好きでもない」とオーナーには言っていました。

皮をむいたジャガイモをそのままにしておく私も悪いとは思いますが・・・、


溜め息と「awful」にはかなりガックリしてしまいました。