昔昔集めていた園芸雑誌などが、そろそろジャマになって処分を始めました。
娘の口座でオークションに安値で出品したところ、ガーデンライフと銀花は、入札者がいました。安くてもそれが再度欲しい人の手元に行ってくれれば嬉しいです。
安値で出してもまったく反応の無い園芸雑誌があり、もはや出品する意欲もなくしました。これらの雑誌は当時は花形だったのですがね。
昔集めた園芸雑誌
ぱらぱらとめくり返すと、当時人気品だった花が良くわかります。そうした歴史にも興味を持っていましたので、明治時代の園芸本を集め今は保存しているのですが、いずれはそうしたものも一旦はオークションに出すことになるでしょう。
今から30年位前は、富貴蘭や万年青、日本春蘭、寒蘭、野草の斑入り、雪割り草、セントポーリア、洋ランなどがはやっていました。ネジバナの斑入り種は小町蘭と特別に名がつけられていました。どれも珍しいものはとても高価だったです。その高価だったことが憧れの的でした。
今はそうした熱も醒め、ミニバラ栽培に集中。この時代に突入する前に、ガーデニングという大きな波が襲いました。1本で眺める植物から、寄せ植えして全体で眺めるセンスのほうに意識が移行したのです。それによって女性の園芸への参加がとても増えました。
こうしたブームを支え作り上げてきたのがこうした雑誌類だと思います。いまや身の回りに園芸情報があふれいくらでも知りたいことが手に入ります。こんなふるい雑誌の情報は要らなくなってしまったのも無理からぬことです。
我が家のほうでは月曜日が紙やプラスティックの資源回収日。その日に出すつもりです。お世話になって楽しませてもらった雑誌ですが、これも時代の流れです。せめて再生されてまたどこかで役に立ってね・・・。