過去の写真でバラの咲き方を見比べて、中心の巻き方を変えていろいろ作ってみました。形が変わるとどれだけ印象が変わるか確かめるために、色はすべて白で作ってみました。
まだ花弁だけを作ったところで、これから乾燥した後ガクをつけるのですが、こうして纏めて写真を撮ると、さして印象は違わないですね。
クレイ白バラ各種試作
クレイ白バラ各種試作2
中心の巻き方だけ変えても、外側の花弁の姿や大きさが変わらないと、印象は変わらない様です。この反省から、今、実物の花を見ながら、もっと大胆に大きさを変えたり、作り方を変えて作ってみています。まだ乾燥しませんので、乾燥したあとまた一緒に並べて比べてみたいと思います。
ハーティクレイで作ると、作った直後と、乾燥したあとでは縮んだり湾曲が強くなったりして、なかなか思うような形にまとまらないのです。その変化度合いを想像しながら粘土への力の入れ具合を加減し、乾燥途中でティッシュペーパーを詰めて形を整えるのです。
白バラばかりではアレンジメントをしてもどうも仏花になりそうです。作っているときはブライダルに出来るかなと思っていたのですが、華やかさを演出するのは難しそうです。
蕾を摘み取るのをやめたバラが咲き始めました。花の大きさはとても小さいですが、姿だけはなんとか保って咲いてくれています。香りもしっかりあります。この暑いときに、小さくても咲いてくれて、卓上を飾れるのはいいものです。写真を撮ってお見せするほどではありませんが、これから続々咲いてきますので、そのうちにぎやかになって来るでしょう。
蕾が半開きになったときにハサミで切り取って、活けなおすときに改めて切り口をカッターナイフで切りなおして、氷水をいれた花瓶に活けています。こうすると茎の切り口が黒くならず花のもちがとてもいいです。