普通の鉢バラでさえ小さく咲く8月末。その中でけなげに咲いてくれているミニバラ達。多少の難点があっても、その姿は残してあげようと思います。
撮影するタイミングも難しいですね。まだ少し早いので明日に調度良いかなと思うと、翌日にはもう開きすぎとか、雨や風に当たって傷むとか、虫に食べられてしまうとか。
その中でなんとか無事に撮影できた品種です。
夏の終わりのトリノ
トリノフォーエバーは夏の間中咲いていました。赤い花で姿に特徴があるわけではないのですが、咲き続けてくれていたのは特筆に価します。
夏の終わりのストックホルム
春の調子が悪かったストックホルム、いつ咲いても満足できる花が咲かなかったのですが、ここに来て他の花と比較すると整った姿を見せてくれました。こういう自己表現もあるのですね。
本来大輪に咲く鉢バラも花径が小さくなっています。それとコガネムシの被害が大きくて、満足な花が見られません。このままでは花が鑑賞できませんので、開きかかった蕾の状態で切り花にすることにしました。蕾のうちから齧られてしまいますので、中心の蕾でなく、側蕾が開いてきたものです。
これが卓上で開いてくれれば、また良い香りを漂わせてくれるでしょう。
8月も終わりが近づいてきました。観光バラ園では10月に一斉に咲くように夏季剪定をそろそろ実施するころのはずです。沢山のバラの株がありますので、一時に出来ません。それで確かフロリバンダから剪定を始めてハイブリットティーの剪定に移り、1週間ほどでその作業を終わると思います。
今年のように暑い年はその作業をいつ始めるか、観光のかきいれどきを逃さないようにしなければいけませんのでそれはそれで大変でしょうね。