クレイ細工のウサギ人形編。今回はジーンズでハイカラーのシャツを着たスタイルにしました。
クレイウサギ ジーンズ
クレイウサギ ジーンズ横
人形の基本部分までは何も考えずに作れるのですが、どんなスタイルにするかを決めるまでが結構時間がかかるのです。女性雑誌が気になったのですが、ちらっと中身を見ると人形作りにはあまり参考にならなさそうです。
そこで思い出したのが、以前ワイヤーで人形壁掛けを作ったときのスタイルブック。スタイル画なので特徴がわかりやすく、顔の印象に惑わされません。その挿絵をぱらぱら見ながらウサギ人形に応用できそうなスタイルを探しました。
スタイルが決まったら白の粘土を服の形にかぶせていき、乾いたところで色を塗ります。今回はシャツの首元と袖の襟が特徴です。ジーンズはブルーに塗ったのですが、シャツを何色にするか。原画は白シャツなのですが、ウサギが白のためシャツに色をつけなければなりません。
クリーム色にしようと薄く黄色を塗ったのですが、落ち着きません。仕方なく薄いグリーンにしようと塗り重ねたのですが、少しまだらになってしまいました。現物では写真ほどまだらには見えないのですが、写真に撮ると随分印象が変わってしまうものです。陰影の影響なのでしょうか。
これが終わって、次はウサギ人形の男性でフォーマルの姿を作りました。これを作る際にもいままではっきり知らなかったことを学びました。それはまた次回に。