我家の玄関先には、今年からピエールドロンサールが咲くようになりました。これは植えたものではなく、玄関に植えてあったコレッタというツルバラに芽接ぎをして育てたのもなんです。まだ接木の余地がありますので今度はそれにゴールデンセレブレーションを芽接ぎして同じように育ててみたいと思い始めました。それで、いつ芽接ぎしたのか調べようと思いました。
見つかったのは一昨年の6月30日の記述、そこにはどうやら成功したらしいという記載があり、芽が生きている写真が掲載されていました。この記事からするとおそらく今頃貼り芽接ぎしたのでしょう。それで急遽、接ぐならこの枝と決めていたところに、今年春購入したゴールデンセレブレーションの細い枝を天接ぎにしてみました。今年購入した新苗ですので太い枝は確保できません。貼り芽できる太い枝が出るのは来年を待たなければいけませんし、それだと1年遅れますので、失敗覚悟で実行しました。
先日13日に実行した、ミニバラヘルメスの天接ぎはもう葉が出始めていますし、クラウディアも芽が動き始めています。今日は18日ですからわずか5日で活着してしまいました。その一日前に行ったセルビニアも枝が生きていますのでおそらく活着するでしょう。こうした状況を見て、露天のツルバラに接木を敢行することにしたのです。適切な芽が確保できませんでしたので、一つはもうすでに動いている芽を接いで見ました。これで成功すれば新たな発見になります。結果は今月末には判るはずです。
過去のブログを調べていて、自分でも気になる記述を見つけました。当時困っていたスリップス対策です。6月のミニバラはすべて袋掛けして咲かせていますが、その咲いた後、棚に置いておく事が出来ません。そのままですと1時間もすればスリップスが外から飛んできて虫だらけになってしまうからです。その対策として当時ある工夫をしていたようです。すっかり忘れてしまっていました。その対策とは、スリップスに効果のあるアファームとカルホスを混合して粘着君を展着剤代わりに使用し、それを花の中心にチュッと吹き付けていたのです。
これでスリップスは居なくなったのですが、作り置きしておくと薬剤がすごい臭いになるので止めたことを思い出しました。花の中心にしかかけませんので必要な薬液の量はほんのわずかです。これを毎日作るのは大変ですので、作り置いたのですが、農薬を一滴だけたらしてつくり、それを香水の小分けに使う注射器で花の中心に入れると言う方法が出来るかもしれません。その注射器なら100円ショップで売っていますので試してみる価値はありそうです。
今日はこのほか、人形の肌色の塗装と麦藁帽子の作成。それとアジサイ色のクレイバラ作成の続きを室内で行いました。庭作業は、サビ病が治らないイチジクの木を伐採し、その一枝を挿し木にしました。うまく着けば別の場所で栽培してみるつもりです。
それと多肉植物のフォーカリア怒涛の実生がかなり大きくなりましたので植え替えを行いました。このフォーカリアは2010年11月に購入したもので、そのときは特異な姿に興味を持ったものです。大きくなったのは20鉢くらいなのですがまだまだ小さな実生がたくさんありますので、これが大きくなったらどうしようと今から困っています。実生で増やすのも良し悪しですね。作業ばかりで写真を撮りませんでした。また撮ったときにそれぞれをご紹介します。
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最終更新日
2014.06.18 20:48:41
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