久しぶりに雨が上り、時々日差しも見えています。
屋上のミニバラはここのところの消毒でうどん粉病も黒点病もかなり影を潜めていました。それにもかかわらず元気の無い株が出ています。葉の色が何故かかすんでいます。ハダニのようです。
これだけ雨が降っても雨がかかりにくい軒下においてあるバラ鉢に多いのですが、中には葉が重なって陰になっている葉もどうやらハダニが出ているようです。
雨が降れば黒点病、乾いていればハダニの被害。せっせと消毒してもどちらかに悩まされます。我家の置き場は雨に当たるところと当たりにくいところがあり、黒点病に悩まされていたころは、雨に当たらないところがミニバラ鉢の特等席でした。それがサルバトーレMEを初め各種の殺菌剤を定期的に散布するようになって、黒点病はだいぶ克服できるようになりました。それに代わってなかなか退治しにくくなったのがハダニです。
以前はコロマイトと粘着君を使って発生を抑えていたのですが、コロマイトを使い切り、別のハダニ対策の農薬を使用していたのです。その回数も黒点病対策に比べれば少なかったのですが、退治し切れなかったようです・・。黒点病とハダニ被害はその対策の重点が異なります。黒点病は雨の当たるところに発生し、ハダニは雨が当たらないところに繁殖します。しかもそれぞれに特定した薬が違いますので、これまでは別々に散布していました。出来れば一緒に同じように散布して効果を出したいと思うのです。
これからの季節を考えるとハダニが跋扈しそうですので、すべてのバラ鉢を雨の当たるところに移動し、雨が当たらなくてもハダニが発生しにくいゼラニュームやハーブなどの鉢と置き場所を交代しました。これでハダニは少なくなるはずです。それでも今発生しているハダニを効果的に殲滅する為にコロマイトを買ってこようと思います。
ゼラニウム覆輪
ゼラニウム采咲き
ゼラニウム八重