今日は久しぶりに良い天気。郵便局に送金手続に出かけましたら、あちこちで木の花が咲いていました。しかも快晴に近い青空が見えましたので、急いで家に戻りカメラを担いで写真を撮りに行きました。
真っ先に撮影したのはサンシュユです。
サンシュユ
仕事をしていたころは勤務先近くの公園にサンシュユがたくさん植えてあって、その開花の時期が良くわかったのですが、退職してからは出かけることも無くなり、春先の花の開花状況を知る機会が少なくなりました。このサンシュユもその一つですが、近所に1軒だけ大きな木が植わっていて開花を告げてくれます。今日は青空を背景に日の光を浴びてとても爽やかに見えました。
そのお宅の庭には道路際に植えられていて、これも普通はあまり植えられていないカンヒザクラが咲いています。
カンヒザクラ
カンヒザクラは緋寒桜とも呼ばれ、普通のサクラより少し早く咲きます。下向きに咲きますので花弁の中を舌から覗くと、雄しべも雌しべも見えますからこれで開花といえるのでしょう。
こうした花を撮っていて、そうだあの花も撮らなければと歩いていったのが、このアカシアの花です。
アカシア
丁度咲き初めで、まだほとんどが蕾の状態でした。あと10日もすれば皆開いて鮮やかになるでしょう。
爽やかな午前中の光の中、昨日見かけて早いうちに撮らなければと思っていた花を思い出しました。ジンチョウゲの花です。
ジンチョウゲ
この花も丁度良い日当たり加減でした。写真を撮っている間、良い香に包まれ、しばしうっとりしていました。ジンチョウゲの花ってこうしてアップで撮ると花弁が厚くてけっこう肉感的なんですね。
こうして歩いている間、春先の花の定番、ウメの花も見ごろを迎えていましたので、撮ってきました。
紅梅
白梅
紅梅はよその家のお庭、白梅は開放公園に咲いていたものです。どちらも昨日の強風にもめげずしっかりと花弁が残っていました。
ところで、こうした木の花たちは春先の花といってよいのでしょうか。春を告げる花というと、私にはタンポポやオオイヌフグリ、ヒメオドリコソウなどの草の花というイメージがあります。皆さんはどういうイメージをお持ちなんでしょうね。