昨日は浅草にある待乳山聖天(まっちやま せいてん)に行ってきました。明治初期の絵葉書にも印刷されている昔からの東京の名所ということで、どんなところか前から行ってみたかったのです。
41待乳山s
この絵葉書では小高い山の上に聖天があると思って隅田川沿いから山を探したのですが、最初に見つけた聖天は道路と同じレベルという感じでした。
待乳山聖天入り口
しかし、左の方の入り口から入っていくと少しづつ昇る階段があって、確かにここは山になっているということがわかります。明治の写真にある小さな川は埋め立てられたのでしょう。
待乳山聖天階段
待乳山聖天本堂
本堂は山の上でそこに至る階段脇や提灯には、この聖天様の特徴である二股大根が描かれています。入り口には聖天様にお供えするための大根も用意されていました。
待乳山聖天お供え大根
この大根を一緒に行った孫娘がお供えしたいというので、1本購入し、その付き添いということで本堂に入ってお供えしてきました。本堂の中の正面にはお供えする台があってそこには50本ほどの大根がすでにお供えしてあり、その上に載せてお供えしました。
一人づつ正座して前に進み、正面で順番にお線香を上げるという感覚です。熱心な人はそこでお願い事をし、目の前にある金色の蓋の小さな器に入っている油か何かの液体らしきものを顔のひたいやほほなどに十字を切るような仕草で付けていました。
本堂を出た後、案内らしき方に大根の由来を伺ったところ、聖天様は大根が好物なのでそれをお供えする。大根は体に良いので、それも理由の一つとか。本堂横にある小さな小屋前には、半分に切った大根がご自由にどうぞと置いてありました。参拝された方が自由に持ち帰れるようです。
永年気になっていた名所をやっと見にいけましたので一つクリアできました。足の不安が減ってきたら、また明治時代の東京名所の絵葉書を頼りに、また別の場所に見に行ってみたいと思います。
その日の目的は達しましたので、隅田川のサクラ見物で、水上バスに乗りました。天気があいにくの曇り空ですので、写真は良く撮れませんでした。桜の写真は青空で無ければ映えませんが、見る分には楽しめました。
浅草水上バス発着場
遊覧船を見る幼稚園生
食事と帰り道をかねて浅草寺に久しぶりに寄ってみました。外国人観光客が多いとは聞いていましたが、実に多かったです。特に浅草寺と隅田川のサクラを見物するための通路に当たる二天門付近は、免税店も多いせいか中国系の外国人団体客であふれていました。今写真を見ると看板に紅珊瑚がかかれていますね。やはりそういうお客さんが多いのでしょうか。
国際観光が進むと、こういう風景は日常茶飯事になるのでしょうね。そういえば昨年行った京都も同じように外国人団体客が多かったです。
浅草寺は外国人が多い
二天門前も外国人団体客
今日は、風も無く穏やかに晴れました。ここのところ出かけてばかりいて、足が少し痛くなりましたので休養です。
ミニバラの様子を見に行きましたら、黒点病が発病している鉢が数鉢見られました。うどん粉病初期の段階も一鉢あります。例年ならこんなに早く発病することは無かったと思いますが、ここ数日の急な暖かさで、病菌の活動が早まったのでしょうか。
急いで先日取り寄せたばかりの農薬、アフェット(殺菌剤)とロディー(殺虫剤)を混合して撒布しておきました。これで蔓延しなければ良いのですが。もう気を抜けない季節に突入するのですね。