11月にはフィギュアスケートの大会の様子がテレビでたくさん放映されていましたね。それを録画しておいて、眺めているうちに、この瞬間のポーズの人形を作ってみたいと始めた人形作りです。
フィギュアスケート人形左から2015.1.2.5
フィギュアスケート人形右から2015.12.5
フィギュアスケート人形やや前から2015.12.5
こうした人形を作るためには、最初からこうしたポーズの素体を作って、それに衣装を着せています。
素体作りの時から、こんな足の角度かなと決めて作ってはいるのですが、コスチュームを着せ付けてみると、なんとなくバランスがおかしいことが見えてきて、その部分を修正します。そういう修正のしやすさは紙粘土ならではなと思います。
このポーズは高速で回転している最中の一瞬ですので、その動きを表すのも工夫しました。それがスカート部分です。これでバレエのスタイルとは違う表現が出来ました。
コスチュームの模様も、参考にした選手の方のものはもっと飾りが複雑だったのですが、人形ではこれくらいでもよさそうと抑えました。
問題はスケート靴で、最初は作るのに躊躇していたのですが、この人形の素材はハーティクレイという紙粘土ですから、同じ紙同士ならなじみが良いかなと、エコクラフトテープの白を使用してスケートの形を作り、テープにある凸凹を紙粘土で埋めて作って見ました。結果的によりフィギュアスケートらしさが出て、靴を履かせてみて良かったようです。
これで作りかけていたクレイバラも、クレイ人形も、エコクラフトも一段落しました。作り終わってしまうと、なんだか寂しくなります。なにかしら作っていたい私なので、作成を中止していた36cm人形を引っ張り出して、ボディの修正を始めました。これで何を作るかまだ決めていないのですが、とりあえず何かの形にしてやりたいなと思うようになりました。