玄関前に植えてあるイヨカンが色着きがよくなりましたので、全部収穫しました。
イヨカン収穫2015.1.9
手前と左上においてある小さく見える実はミカンで、これでもミカンとしては大きなほうなんです。イヨカンとの大きさ比較のために置いてみました。
本来なら食べる量だけそのつど収穫すればいいのですが、今年は少し事情が変わってしまいました。
このイヨカンの木は玄関側の道路に面した狭い土地に植えてあり、道路を通る人が実を盗る気になれば簡単に採れるのです。これまではそんな場所でも実を盗る人は居なかったので、色を楽しめ、味も楽しめる一石二鳥の果樹でした。
そんなわけで今年も色を楽しんでいたのですが、なんとなく数が少しづつ減っている感じがしました。そしてあるひとうとうその現場を見つけたのです。近所のおばあちゃんがステッキで叩き落してもてるだけを服に隠していました。家内がその現場を見つけて、何をしているんですかと詰問したら、「何にもしちゃあいないよ」と、その場から歩いていってしまったそうです。
その話を近所の人に話したら、その人は迷惑行為で有名になっていて、ある家のみかんは丸坊主になるまで盗られてしまうし、個人の庭や公園にきれいな花が咲いていると切って持っていってしまうなど日常茶飯事なんだそうです。そればかりでなく、付近のほとんどのスーパーで万引き常習犯として知られていて出入り禁止になっているとか。
もう少し詳しく聞くとかなり前からボケが始まっていて、いくら注意してもそういう行為が止まらないんだそうです。これまで多くのご老人に出会っていますが、こうした軽犯罪行為をする老人の話は初めてでした。
たかが庭の果実を採られたくらいでは、警察に届けるほどではなく、かといって皆が楽しめる公園の花を勝手に全部とっていかれては楽しみが減ってしまいます。病気では仕方ないとも思うのですが、何の手だけも打てないのが実態なんですね。数年前にご主人を亡くしてからこうした行為がひどくなったのでしょうか。それだったらお気の毒な気もします。まあそれほど目くじらたてず地域共存していくしかないのでしょうね。