ある蘭の苗を入手するため、東京ドームで開催中の世界らん展を見に行ってきました。西武球場で開催される国際バラとガーデニングショーは良く見に行っていたのですが、蘭展はほとんど見に行っていませんでした。
世界らん展会場全景
らん展入り口ディスプレイ
らん展の会場全景や入り口のディスプレイは、バラ展と同じような感じでした。入り口ディスプレイには泡で文字が浮かびあがる薄い水槽が設置されていました。
らんを使った庭園風の展示がありました。これもバラとガーデニングショーを見慣れた者にはおとなしい感じでした。らんの花は植物園などの温室で見慣れているため、感激が起こらないのかもしれません。(らんの花自体の色彩にバラのような華やかさが無いことも影響しているのでしょうね)
らん展会場風景1
らん展会場風景2
らん展会場風景3
らん展会場風景4
らん展会場風景5
会場にはらん生産国の大使夫人がテーブルディスプレイしたコーナーがありました。それぞれのお国柄を反映した色使いでした。
らん展会場大使夫人のディスプレイ
らんの品評会結果も発表されていて、日本大賞を受賞したパフィオが燦然と展示されていて皆さんが写真を撮っていました。私も撮ったのですが、私がもっと興味を惹かれたのは優良賞とされているらんでした。
らん展優良賞
こんなに茎が伸びずにしかも大輪で咲く洋ランが出てきているのですね。驚きました。
目的のらんの苗を探し回り、やっと見つけた時はもう買う気が少し薄れてしまっていました。会場に行くまではたくさん購入するぞと思っていったのですが、この気力の落ち方はなぜだったのか分かりません。せっかく行ったのですから、せめて一鉢だけは購入しようと買ってきました。この苗を取り扱っていたお店はたくさんの出店ブースの中で一店舗しかありませんでしたので、きっと購入してきて良かったのだろうと思っています。
購入した株は、オンシジュームのエンゼルハートという切花品種で、バルブの数を優先したため、まだ蕾の状態です。昨年購入したメイフェアトリニティという品種の苗は数店舗で取り扱っていました。しかも昨年より価格が安くなっていました。今年も1鉢追加して購入していますので、今年の11~12月にはこの3鉢で開花を競ってくれることでしょう。