苦戦していたクレイ和服人形も、顔や手をつけ、裾に柄を入れて帯の色付けをしたら何とか見られるようになってきました。
クレイ和服人形 帯まで
帯の色は銀ネズ色に仕上がっていますが、この色に決める前は明るい黄緑色でした。春の桜と新緑をイメージしたのです。帯留めは赤紫系の濃い赤で作ったのですがしっくりしませんでした。家族から帯の色を銀ネズ色にしたほうが上品になるという意見が出ましたので、塗り替えてみました。
作り上げている最中でも色を変えて調和を確認できるところがレースドールとはちがう利点です。(レースドールは焼き上げてしまうと色を変更することはほとんど不可能なので、色を想像しながら着せ付けていかなければなりません。)
銀ネズ色にして帯止めを桃色にしてみたのですが、これで落ち着いた雰囲気が出せたようです。これから草履を作り鼻緒の色を決めます。それと髪型と髪飾りをどのようにするか。これが終われば何とか完成といえるでしょう。
初めて作る和服人形ですから、なんとか形になるまではがんばって仕上げていきたいと思っています。
今日は蔵書の整理をして、捨てるにはもったいない美術画集や庭園関係の本を図書館にリサイクルにしてくださいと持っていきました。図書館の蔵書にするかリサイクル本に回されるかはすべてお任せ。どこかで役に立ってくれればいいのですから。この蔵書整理はしばらく続けなければいけません。本って集まると重いんですよね。