今日は六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中のマリアントワネット展を見に行き、さらに蒲田にあるユザワヤにステンドグラスに使うガラスを買いに行きました。
行きは普段行ったことのない南北線「麻布十番」駅で降りて歩き、蒲田に行くには大江戸線の「六本木」駅から「大門」駅まで乗ってそこでJRに乗り換える計画でした。
ネットで調べたアーツセンターギャラリーの交通案内では南北線麻布十番駅からは徒歩8分、大江戸線六本木駅からは徒歩4分と書いてありました。これなら近くて便利と思ったのがそもそもの間違いでした。
実際に森アーツセンターまで歩いた時間は麻布十番からは15分、大江戸線の六本木までは案内表示の不親切と不備で迷いに迷い、途中で歩けなくなりました。駅からの利便性を誇大広告する不動産業者のビルだなと改めて思いました。
行きはまだ良かったのですが、森ビルから日比谷線の六本木駅までは案内が各所にあって迷わずいけるようになっていました。しかしここの所要時間が0分と書かれています。実際は森ビルの敷地までの時間でアーツセンターギャラリーに行くためのエレベーターまでは5分ほどかかりました。
そこから蒲田に行くため大江戸線の六本木駅まで行こうと思ったのですが、森ビル敷地内には大江戸線への案内標識がほとんどないのです。家内は足が悪いので途中で見つけたエレベータに乗って、地下1階が大江戸線駅、地下2階が日比谷線と案内がありましたので、安心して降りたのです。
ところがその降りた先は大きな道路に面していて、その周りを見回しても大江戸線への案内が見あたらないのです。あるのは日比谷線の駅表示ばかりで、はるか離れたところにその駅の階にエスカレーターが伸びているのが見えるのですが、エレベータを降りたところからは直接行けないのです。
この違いは何なのでしょう。日比谷線は営団地下鉄、大江戸線は都営地下鉄。そのサービス精神の違いなのでしょうか。
普通、地下鉄の駅では線が違っても、駅に行けば案内表示があって乗換えがスムースに行くので、ここでも日比谷線の駅に行けば、何とかなるかと降りていったのですが、ここでも上にいけとしか案内がなされていなかったのです。
途方にくれて元に戻り、道路を横断して周りを見回しましたが、まったく案内標識はなし。付近に居た男の方に大江戸線の駅は何処でしょうかとお聞きしても、メトロ(営団地下鉄)の出入り口を指してそこで聞いてくださいというばかりでした。
足は痛くなるしとうとう家内は歩けなくなりました。喫茶店で休もうと思ってもそんな店は何処にも見当たりません。食事できそうな店も見当たりません。やっと見つけたラーメン店で食事がてら休憩し、足の回復を待って印刷して持って行った地図の印刷しなかった部分を補って考えて、やっと駅にたどり着きました。
駅は立派でした。でも途中の案内は皆無。自分が立派だから判るだろうと思っているのでしょうか。東京の道案内はしっかりしていると思っていたのですが、うかつでした。エレベーターは老人など弱者のために設置されているのだと思っていました。でもこれでは、交通不案内な外国人が歩き回ったとき、とてもわからないだろうなと実感しました。
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