今月3日にご紹介した紙粘土人形が、やっとここまで作ることが出来ました。この後、微修正して、目と口を描けば完成の予定です。(目が描いてないのを写真で見るとちょっど不気味ですね。実物はそんな感じではないのですが・・。あとで後姿に変更します。)
ビクトリア調人形紫オレンジあと少し
19世紀のイラスト画集を参考に作り始めたビクトリア時代のバッスルスタイル(紫)と貴族のクリノリンドレス姿(オレンジ)です。絵画から全体像を想像しながら作りますので、小物の大きさや色合いなど結構作り直しをしてはバランスを見ますので、時間が結構かかりました。
ここまで仕上がった人形を仔細にみますと、まだまだ細かく修正しなければならないところが見つかってしまいます。おそらくどれだけ丁寧に修正しても、販売されている人形ほどには仕上げられないだろうなと思います。
人形作りの作品を拝見すると、実に丁寧に作られていることが改めてわかります。特に職人さんの作品は実に丁寧で、ここまで作りこむことは出来ないなと改めて思います。でも作品の素材が違いますがね。
時間をかけて何か物を作り上げる作業は、とても楽しいです。作り上げた現物が目の前に残っていることがいいのでしょうね。きっとこうした作業は小説を書くにしろ、縫い物や編み物、刺繍をするなどのと過程と同じなのでしょう。そのうちの何に興味を持って続けられるかなんでしょうね。
世の中には気の合った仲間同士でお酒などを飲んで談笑し大騒ぎすることに快感を得られる方が多いようです。しかし私はそうしたことでは愉快になれないのです。性分なんでしょうね。
この人形が出来上がったら次はどんなポーズで、どんな衣装を作ろうかなと思っています。