先日ご紹介したクレイ人形に目を描いて完成させました。人形は顔が命といいますが、まさにその通りで、ちょっとの違いで表情が大きく変わります。何回か描いては消し、描いては消しを繰り返して、これで終了ということにしました。
ビクトリア調人形オレンジ完成
ビクトリア調人形オレンジ後ろ
この人形を作るのに参考にした絵を掲載しておきます。元の絵はもっといろいろな人が描かれていて、このオレンジ色の女性は中心に描かれてはいるのですが、絵全体がそれほど大きくないので、人物部分を拡大コピーして細部をわかりやすくして参考にしたものです。
参考にした絵画オレンジ
バッスルスタイル人形紫完成
バッスルスタイル人形紫後ろ
紫のバッスルスタイルの女性のイラストは、世界の風俗の歴史を描いた本からビクトリア時代のバッスルドレスを抜粋して参考にしました。この時代のバッスル姿のドレスイラストは結構たくさん出版されているのですが、ほとんどが白黒のイラストで、こうしてカラーがわかるのは少ないのです。
参考にしたイラスト紫
これで手がけていた人形は作り終えてしまいましたので、またなにか考えなければなりません。とりあえず今は、今まで作っていた人形より大き目の35cmサイズのボディを作成中です。サイズが違うとこんなにバランスが取り辛くなるのかと改めてびっくりしています。
たとえて言えば小さなマネキン人形を作っているようなもので、これで全体のバランスが取れたかと一安心して翌日見ると、手足が細すぎるとか、顔が小さすぎるとか、へその位置がおかしいとか、なにかしら見つけてしまいます。まあ出来上がるまで時間がかかるほうが、趣味としては良いので、ゆっくりのんびり作り続けています。顔作りも始めたので、これもとても難しいです。