今までビクトリア調の人形作りに熱中していたのですが、出来あがって他の人形と一緒に並べたら急に作り続ける気持ちがなくなりました。その原因がなぜだかすぐには判らず、別のサイズの人形を作り始めてみました。
最初にかなり大き目の人形を作り始めてみたのですが、どうも代わり映えしません。それにこれだけ大きくしてしまうと粘土の量もかなり必要になります。
それで中間のサイズの人形を作り、その際にポーズも思い切り変えて見ました。
最近作っている人形の大きさ
この大きさの人形に決定
このポーズの人形を作るためには、いままでの資料では足りず、更に多くの本を購入しました。それでも結果的にはポーズを変えることで人形に動きが出て作るのが楽しくなりました。いままでの人形作りに飽きてしまったのは 服が違うだけでポーズが変わらず動きが感じられないのが原因のようでした。
かといってどんなポーズで作ればよいのかその際にどのような服が似合うのかなかなか判りません。マネキンのポーズを参考にすればいいのかなと、その関係の本も見てみましたが、なんとなく物足りません。
最近は絵画を勉強する人の為に、美術解剖図という本が数種類出版されていて、それもかなり参考になりました。でもそれだけでは立体の人形を作るには不足で、評判を参考にしながらデッサン用のヌードポーズ集を入手しました。これは予想以上に参考になりました。同一ポーズが四方から撮影されていて筋肉の陰影が良くわかります。
さらに着衣の人形を作るポーズの参考になるものを探して、今日それに近いものを見つけました。中原淳一の本です。それまではウエディングドレスの本など購入したのですが、これもいずれは行き詰るなと思っていた矢先でしたので、ちょっと先が明るくなりました。
これに気をよくして今日は人形の顔を新たに3体分作り始めました。もっと作れば良さそうですが、肌色の紙粘土は粘土を混ぜ合わせて作りますので、作る都度微妙に色が変わってしまいます。同じ色の粘土を使えば修正しても目立ちませんが、色が変わるとどうしても違和感が出てしまいますので大量には作れません。
ミニバラは今日最後の開花中の花を切り取りましたので、秋バラが咲く10月中旬までバラの写真を撮る事はありません。切り取ったバラは今のテーブルに飾っていますが、香りをかぐと矢張りよい気分です。もう少したったら消毒と肥料やりを開始しますかね。