先日降った東京の雪はまだ融けずに残っています。夜の寒さで道路が凍りついて滑りやすくなるので、通行人が滑って怪我をしないように、ほとんどの家庭で、自分の家の前の道路の雪かきをして人が安全に通れるようにします。それが常識ですよね。
今日も晴れでしたので自転車で出かけて見ました。そうすると雪かきの状況が良くわかります。家の前の雪を全部塀沿いに積み上げて他の人が通る道の雪を全部どかしている家。その反対に幅は40cmくらいしか掻いていない家。それでもまだ良いほうです。
家の玄関から道に出るだけ雪をかいて、自分の家に接する道路の雪はまったく手つけづの家があります。多くの人がよく通る道なので、オバアチャンなどがこわごわ歩いています。大きな通りに面している歩道なども、商店や個人の家の前は良く雪かきがなされていて、社会の共同を感じますが、マンションや賃貸住宅などの脇の道はまず雪かきはなされていません。人が多く住んでいるはずで、皆で雪かきすれば個人の家より簡単に済むと思うのですが、やっている姿を見たことがありません。管理組合で働きかけをすれば、良いと思うのですがね。必ずしも住民の皆さんが全て働きに出かけているとは思えませんし・・。
個人の家でもこれはちょっとと思うことがあります。日が照ってせっかく確保され乾いた通路に、自分の家の車庫に降った雪をばら撒いて早く溶かそうと思っている家です。車庫の雪をどかすだけなら他に置きようがあるのですが、通行の人の不便さに気が廻らない人なのでしょうね。
我家の近くでも、建物の北側で雪かきをしていない為、カチカチに固まってしまった道があります。この4m道路は通行が多いので、その家の前の方がちょっとの幅でも雪かきをしておいてくれれば、皆さんが助かるのに・・・。昼過ぎになって気温が高かなったころに、そこの雪かきというより氷掻きをしようと行ったらすでに少し離れた家の方が、やはり気になって剥がしに来ていました。
もう踏み固められていてとてもスコップでは剥がすこともできません。日が当たらないので融けずに道路面に凍り付いているのです。仕方が無いので我家からガストーチバーナーを持ち出して、それで部分的に氷を暖め、緩んだところをスコップで強引に剥がす作業をしました。二人作業だから出来たことです。
そこに車が通過するので、バーナーの火を止め、通過を待ちました。ほんの数秒です。その時異臭が漂いました。何の臭いと思ったら私でした。バーナーのトーチを抱え込んでしまっため、まだ熱かったトーチの筒先がダウンジャケットの袖に接触して、大きく溶かし中のダウンや下に着込んでいたセーターまで溶かし焦がして、大きな穴を開けてしまったのです。
このときは気がつかなかったのですが、穴を開けてしまったダウンジャケットは普段は作業用に着ているものだと思い込んでいたのですが、その直前に歯医者に初診で行く為に他所行きようのちょっと良いジャケットを着ていたのです。うーん、ジャケットとセーター、使いものにならない。被害甚大でした。でも火傷しなかっただけ、良かったのかもしれません。
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