毎日が日曜日だと、いろんなことが出来ます。それでミニバラ栽培や紙粘土細工などをやっているのですが、本もいろいろ読んでいます。
最近は図書館がとても利用しやすくなりましたので、気になった本は予約して、ほかの図書館からも取り寄せてくれて届けばメールで知らせてくれるのです。しかも1回で10冊まで借りたり予約が出来ますから、とても便利です。借り出し期間は2週間。その間に読みきれる量で無ければいけません。他の人の次の予約が入っていなければ延長も出来ます。
そんなわけで、いろいろ借りては読み飛ばしています。読むのはエッセイ集でこの本は面白いと紹介されているのを、どれどれどんな本と実物を見るために借りることが多いです。そのほか古本をネットで購入するとき、その感想が書かれていますので、それも参考にします。
最近読んだ本は「名将言行録現代語訳 岡谷繁実」「気づきの力 柳田邦男」「世相講談 山口瞳」「庶民列伝 深沢七郎」その他。
これらのどの本もエッセイ集のそれぞれの文章の中で紹介されていたもの。
最初の「名将言行録」は江戸時代の武将達の言行録で総量が膨大でとても全部は読みきれません。そこでよく知っている織田信長、豊臣秀吉あたりが載っている巻を借りて読みました。内容はドラマによく出てくる事象が書いてありましたが、中に秀吉がまだ信長の草履取りになる前に仕えた武家の話が載っていました。この武家に仕えたのですが奉公人の能力を見極められない主人だと見限って、そこをすぐに辞めてしまったことが書いてあったのです。秀吉は上司の能力も見ていたのです。
それ以上に感じたことは、信長やその他この時代に生きていた武将達は、はかりごとをめぐらして、対立する武将達を謀殺しなければ、自分が危ういという時代だったのであり、それに比べると現代は幸せだなと思ったことでした。
次の「気づきの力」はたくさんのエッセイが書かれているのですが、その最初に掲載されている文が好かったです。「最近の若者は〇〇だ」という文章をいろいろの世代の人に示して空欄を埋めてもらうという内容からスタートします。それからいろいろな展開がなされ気づきの力の再認識をしていました。この本は図書館から借りたのですが、蔵書にしておきたいと読み終わったあと、古書で再度入手しました。
「世相講談」と「庶民列伝」は、エッセイ集では薦めていたのですが、古書の評価ではいまいちでした。それで図書館から借りて、一読を始めたのですが途中でいやになり飛ばしました。こういう本もあるのですね。
図書館に行くとたくさんの本がずらりと並んでいます。もともと長編小説は好きでは無いので、エッセイ集などを選ぶのですが、すばらしい感性の本と、グダグダだらだらと単に会話を並べた内容もあります。なにを伝えたいのかさっぱり分りません。こんな内容でも本になるのかと驚いてしまいます。
まあ、読む人それぞれに好みが違って、これを好いという人も居るのでしょうね。目が悪くならないで読めるうちは少しづつでもすばらしい本を探してみたいと思います。
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最終更新日
2018.02.09 12:51:27
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