今日はとても暖かい。一気に花が開いたようで図書館に行く途中の道で見ごろのハクモクレンを見つけました。その家の玄関脇に植えられており、暖かい太陽の光を受けてあたりがパアッと明るく輝いて見えました。直ぐ後ろに見える簾との対比も素敵でした。
ハクモクレン
ハクモクレンと簾
こちらは別のお庭で見つけたハクモクレンです。少し品種が違うのでしょうか、花の中心に蕊が良く見えています。
ハクモクレンと蕊
このハクモクレンの隣に植えられている紫木蓮はまだ満開と言う状況ではありませんでした。もう3日ほど経つと見ごろになるのでしょうか。
紫木蓮
昨日は大変でした。しばらく使わなかった子供部屋に用事があってドアを開けて絨毯に足を踏み入れたら、靴下がグッショリと濡れてしまいました。うんなんだと思ってもう2,3歩。絨毯から水が滲みだして来ます。天井を見上げるとしずくがあちこちから垂れていました。
これは何事が起こったのだろう。冬に大雨と強風があったのでそれがどこかから吹き込んだのだろうか?それともこの部屋の真上は台所になっているのでそこから水漏れでもしたのだろうか。
雑巾で吸い取って吸い取りきれる量ではありません。家内と二人がかりで絨毯をはずし、ベランダに出しましたが、運ぶ間に水がジャアジャアと滴り落ちます。これは水道の水漏れと水道屋さんに連絡したあと、ほんとうに水道漏れかなと、水道のメーターを見ましたがいくら見つめてもピクリとも回りません。水漏れでないとしたら何が原因?とにかく水道元栓は閉めておきました。
5時過ぎに水道屋さんが来てくれたので状況を説明。直ぐに天井を一部壊すと、ドドッ水が流れ落ちました。天井裏に溜っていたのです。天井に張られた石膏ボードはたっぷり水を含み、その上に置かれた断熱材にも水がたっぷり含んでいました。
2階の台所の配管を調べる為、流し台の下の戸袋も一部剥がして配管を確認。かすかな水濡れを見つけてこれだなと直ぐにそこを切り取り交換。建物が古くなると給湯配管が傷んでそこから漏る事がことが多いと言っていましたが、今回は違ったようです。
切り取られたつなぎの部分を見ると明らかに接着剤が不足していることが見られました。ことによると竣工当時からこの漏れは生じていたのかもしれません。水道メーターでも検地されない極僅かな水漏れ、それが数十年経って、天井の石膏ボードや断熱材に浸み込み、さらに天井クロスによって支えられていた水が、いよいよ保持されなくなって隙間から漏れ出てきたらしいのです。
しかしこれが施工時のミスであっても、竣工から数十年経ってしまっていては、施工瑕疵とはいえないんでしょうね。注文住宅なので我家には決してこんなことは起こらないと安心していたのですが、思いがけないことが起こるものです。水を含んだ断熱材は出来るだけはずして外に出しました。石膏ボードは処理に困るのでそのままにしておきましたが、半日たってやっとしずくが落ちるのが止まりました。ボードにも水が滲みこむのですね。この修繕費、どれくらいかかるのかなー。