友人がサクラの切花を届けてくれました。御自宅に咲いたサクラの枝を切ってきてくださったようです。自転車で運んでくるうちに随分散ってしまったと話していました。
束ねたサクラの枝を見ていたときは、それほどの量ではないと思っていたのですが、花瓶に生けてみたらとても華麗になりました。
思えばサクラの花は公園や沿道で見るもので、家の中で花瓶に生けてみることなんて、自宅にサクラの木があって手が届く位置に花が咲かなければ、切ることは出来ません。まさか公園のサクラを切るわけには行きませんからね。
切り口を見るとどうやら折り取ったようで、滑らかではありませんでした。ことによると水揚げしないで一日でしおれてしまうかなと思ったのですが、一日経っても萎れる様子は見せません。花びらが散りはじめましたが、しばらくは楽しめそうです。
部屋の中でサクラの花見ができるのがこんなに気持ちを豊かにするものとは思いませんでした。(写真ではそれほどたくさん咲いているように見えませんね。実物をみると散っていてもまだたくさん咲いている感じがあります。不思議です。)