香りの良いミニバラシリーズを続けているうちに、香りがなくても咲いた花がとても長持ちするミニバラのシリーズを出してみようと思いました。昔のミニバラは折角咲かせても、次の日には花芯を見せて観賞価値が下がってしまうミニバラが多かったのですが、今棚に残しているミニバラは、美しい形を崩さず咲き続ける品種が多いのです。
その最初にたまたま掲載つもりでしたアテナコルダナを持ってきました。この花は何日か前から同じ花を撮り続けていて、ちょうどその経過が分りやすそうです。
アテナ2018.5.29
アテナ2018.6.1
アテナ2018.6.2
こうして並べてみると少しづつ変化している様子は分りますが、そのどの段階でも観賞価値が高いですよね?これからまだまだこの姿は継続します。
数年前、イングリッシュローズがすばらしいという評判で、グラミスキャッスルやシャンテロゼミサトなど6種類ほどを取り寄せて栽培したことがありましたが、香りも良いし花も確かに豪華ですばらしかったのですが、開花した翌日の朝にはもう散ってしまって、鑑賞時間のあまりの短さに全部処分してしまいました。散った花弁の掃除も大変でした。
こうしたバラは広大なお庭やバラ園なら花弁が地面に散っても気にならないのでしょうが、ベランダや屋上栽培には不向きです。狭い僅かな場所で丹精こめて咲かせるのですから、すこしでも長く鑑賞したいですよね。そういう点ではこうした長持ちするミニバラは、助かります。これからミニバラ栽培を始める方にはお勧めします。ただし香りは無いか極弱いです。