時間をかけて作っていた紙粘土細工のポンパドール夫人人形で、これで出来上がったと写真を撮り終わったところで、まだ作りこんでいないところを見つけてしまいました。でも一応これで一区切りですので、とりあえず掲載しておきます。
ポンパドール人形あと少し
元絵を掲載しようと思ったのですが、適当なものが見つかりませんでしたので、ネットで検索してみてください。絵には3種類ほどあるようでその内ピンクのドレスを着ている絵を参考にしました。
こうした絵を参考にして人形を工夫して作るのが楽しみです。今回の作品では紙粘土でどうやってレースの感じを出せるかが鍵でした。陶器製のレースドールはもともとレースの生地に陶土を浸み込ませて焼いて作るので、もともとの模様がレースになっています。
紙粘土で作る場合は、普通の粘土と同じで自分で模様を作り出さなければなりません。といっても正確にレースの模様が必要ではなくレースらしさが出ればよいだけなのですが、これがなかなか上手く行きません。ピンセットなどの道具を工夫してなんとかそれらしく見られるようになりました。
と思ったのですが、今日車で出かけて休みがてらに喫茶店に入り、店に飾られていた陶器人形を見てしまったのです。そのお店には3体ほど別々のところに飾られていたのですが、その内の1体がすばらしかったのです。身長は40cmほど。9頭身は有りそうな現代風の洋装をしたドレス人形なのですが、そのまとった服の風合いが薄いレースを着ているような感じだったのです。
あいにくその人形が飾られている近くの席には二人の女性のお客さんが座っていて、我々が店を出るときでも一向に席を立ちそうにありませんでした。そのため近くでじっくりと見ることは出来なかったのです。今度その近くに行ったら店を覗いてみて、その席が空いていたら入ってコーヒーでも飲みながら人形をじっくりと観察し、写真を撮って来たいと思います。うーむ、あの透けているけ感はどうやって作り出しているのだろう??また楽しみが一つ増えました。
(ポンパドール人形も、家内に言わせると可愛くないので目や眉を描きなおし、髪形も創りなおしだそうです。まあ目はもう少し書き直そうかと思っていたのですからいいんですがね。なんとも難しいです。どうしたら可愛く描けるようになるんでしょうね?)