昨晩は薬を飲んだお陰でぐっすり眠れました。朝は快晴、これでは予定通り出かけなければいけないなあと、屋上の様子を見に行きました。
目の前に展開されている光景は、これまでの台風一過の時とまったく違っていました。鉢が倒れているのはいつものことでしたが、なんと波板屋根の周りを囲んでいた雨よけプラスチック波板壁がそっくり風で飛ばされ、屋根の下は、鉢がめちゃめちゃになっていたのです。
屋根の下は、周りを囲んであったので、いつもなら風が弱まるのですが、囲いが無くなったうえ、中に設置しておいた日除けシートが風で振り回され、引っかかって鉢や置物がなぎ倒されていたのです。
ウサギやリス、モグラなどの陶器製置物も、床に落ちて壊れており、日除けとして作った二重の棚も風で煽られてめちゃめちゃに壊されていました。
これでは出掛けるどころではありません。鉢を起こして散らばった土を箒で掃いて処分、スダレで作った壊れた日除けを捨てられるようバラバラにしてから一まとめに。
一番大変なのは囲いとして波板で作った壁です。屋上周辺の手すりを利用して取り付けていたのですが、そのときの工事業者は内側からビスを打ち付けて波板を打ち付ける木材を取り付けていたため、内側からの風の力でビス先が抜けてベロンと全面がはずれてしまったのです。
一番下を補強の為自分で針金で止めていましたので、そこだけ壁が手すりについており、それ以外は屋上から外に張り出すように宙ぶらりんになってしまっていたのです。さあ、これはどうすればよいのだろう。とりあえず、散らばっている足元を確保する為、鉢類をかたし、捨てるものをすてて、宙ぶらりんになった波板に近づけるようにしました。そうこうしているうちに、また風が強く吹き始めてゆらゆら揺れ始めました。このまま放置しておくわけには行きません。
なにせ屋上から外に張り出していますので、外側から近づくことも出来ません。結局、業者の方に連絡したところ、忙しいところすぐに様子を見に来てくださり協力しながらなんとか取り外してもらいました。こうしたことからも、園芸規模は一層縮小しなければいけないことになりそうです。
台風被害の報道を見聞きしますが、自分に被害が降りかかって、たかだかこのくらいで手数も出費もかさんで大変だと思うのですから、もっと大きな被害に逢われた方は、本当に大変だろうなと思いました。私の方はこの後片付けでまだ1週間くらいはかかりそうです。台風25号がまた発生したとの事、いったい日本の気候はどうなっているのでしょうね。
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