少しづつ作り進めている裸婦人形ですが、今回は修正の仕方も含めてご紹介します。
この人形は体を作ったときちょっと大きかったので、少し大きめのヘッドを付けたのですが、手足を付けてみると頭と体の大きさがバランスがなんとなく取れていませんでした。しばらくそのままにしていたのですが、違和感がどうしてもぬぐえませんでしたので、足を長くしてみることにしました。
顔の大きさと体のバランスが悪い
中間を切ってこれくらいかなと思う長さまで紙粘土を足します。
足を切って長くする
なんとかバランスが取れたようですので、これで完成させました。このポーズはスーパーウーマンがとっているポーズを真似しました。
裸婦人形11 完成スーパーマンポーズ
同時に作っていた日本舞踊のしぐさのポーズ人形です。こちらは顔の大きさと体の大きさに違和感はありませんでしたので、そのまま作ったものです。
裸婦人形12 日本舞踊ポーズ1前
裸婦人形12 日本舞踊ポーズ1後ろ
何日か前、読売新聞のコラム欄に、オランダ語で直訳すると「ダチョウの政治」という言葉が紹介されていました。ダチョウは頭を地面にうずめて全てがもとどおりになるまで知らん振りをする習性が有ることから、悪いことが起きていても気づいていない振りをする政治を揶揄する言葉だそうです。
こうした言葉が「翻訳できない世界の言葉」という本に掲載されているというので、図書館から借りてみてみました。届いたのは絵本でした。普通の本かなと思っていたのですが・・。
そこにはロシア語、インド語、スウェーデン語などもありますがタガログ語、ヤガン語、ワギマン語など少数民族の言葉も紹介されていました。紹介されている言葉の中で素敵な表現だなと思ったのが、モーンガータというスウェーデン語でした。「(海のような広い)水面に写った、道のように見える月明かり」を意味するのだそうです。
ページをめくっていてWABI-SABIという言葉に出くわしました。なんだこれはと思ったら日本語の侘び寂びでした。ほかにも「こもれび」とか「ぼけっと」「つんどく」が日本語として紹介されていました。フーン、こういう雰囲気を直接表す言葉は外国には無いのですね。因みに「木漏れ日」「ボケッと」「積読」です。皆さんならこうした言葉を外国人にどうやって説明しますか。考えてみるのも面白いですね。