先日高齢になった姉の家に行ったら、畳の部屋にビニール袋できっちり包んだ器具がありました。これは何と聞いたら、使わなくなった石油ストーブとか。処分するにも処分できず数年置いてあったようです。
持ち上げようとすると重い。石油タンクには満タンに石油が入っていました。きっとこの石油を入れるだけで重くなって使うのをやめたのでしょう。いまはガスストーブがそばに置いてありました。
このままでは処分できません。石油ですから下水に流すわけにはいきません。ガソリンスタンドにでも持って行けば処分してくれるのでしょうか。
とりあえず我が家に持ち帰り、どのように処分するか検討することにしました。石油ストーブは長く使っていないとか。作動するのか電源コードとつないでみて屋外で点けてみたところ、どうやら作動して燃え始めています。
これならなんとか点けっぱなしにすれば石油が無くなるまで待てそうです。このまま屋外で燃やしつづけるのはもったいない気もしましたので、家に入れて廊下や階段を暖めることにしました。我が家では石油ストーブを使わなくなって数十年で、忘れていたのですが、ストーブを点けると石油の臭いが少し漂いました。器具には臭い消し機能がついていましたが完全には消しきれていないようです。
気が付くとまだ石油ストーブを使用されているお宅が結構あるようです。きっと高齢の方が昔から使い慣れているということでお使いなのでしょうね。ガスストーブはガス漏れするのではないかと心配されているのかもしれません。
姉の家にはまだポリタンク一つに満タンになっているということで、これもそのままでは捨てることは出来ませんので、この冬のうちに使い切って、いつでも器具を処分できるようにしなければと思っているところです。