フォーエバー社のミニバラ、アラスカには2種類があって、私が好きなのは古い方のアラスカなので旧アラスカと勝手に呼んでいます。
花径10cmで花弁数が多く、色はモンテローザより少し濃いピンク色。香りもしっかりと良い香りがします。この品種がなぜ無くなって新しいアラスカが登場したのか、理由はわかりません。
この品種を入手したのは、たまたまネットで出品されていた苗を購入できたからで、栽培中に癌腫病にり患し、廃棄しても新しく購入できるだろうと気軽に考えていたら、もう販売はされていなくて焦りました。
どうしてもこの品種を栽培したくて、ネットでブログに写真をアップしている方にお願いしてその枝を分けていただき、接ぎ木して何とか存続をさせた経緯があります。ミニバラは普通のバラと違って、欲しい品種の入手が困難なことをこの時はっきりと知ったものです。2007年頃のことです。
旧アラスカ2021.5.9
旧アラスカ2021.5.10
今はミニバラはどんな品種が入手できるのでしょうか。園芸店の店先に並んではいるのですが、品種名は書いていないことが多く、通販で購入できるミニバラも最近は調べていないのでわかりません。
ミニバラの良いところと悪いところ。何度も書いている気がしますが、瀬納栽培棚でも、沢山の種類が栽培できて、自分好みのバラ園が作れること。欠点は病気にかかりやすい事。それでも今年は1回も消毒をしないで何とか育って花を咲かせてくれます。これから梅雨に向かって病気が更に出やすくなりますので、花が終わったら、消毒をしようと思っています。